第4話 切れぬは縁
そして、電車乗り場に立つ俺。後ろには当然あいつがいる。まぁ、いく方向が一緒なだから仕方がないことなのだろう。
そして、学校に行けば必ずこいつにいじめられる。それは権力者の特権であった。
昔はそうでなかったのに。
昔は仲が良く友達、いや親友だったのに。
どうして、どうしておまえはoooooooしてしまったんだ?
どうしておまえはooooooした?
そんな問はいくら聞いても曖昧な答えで、的外れなものも多かった。
聞いても聞いても本心から出た答えは返ってこず、そのままここまできた。………‥言や、そのままじゃない。一つ変わったことがあった。ooooを境にこいつは俺をいじめるようになったんだ。まぁ、それは俺の罪であり一生背負っていかなければならないのだろう。その一生はこの時をもって終わるのだが。
そうこう考えているうちに電車がやってくる。いまだ、飛び込まなければならない。これでやっと不幸である俺と言う人間が、俺と言う人格が消えるのだから。
じゃあな、従兄妹よ。元気でやれよ。おまえはいつも強気でいるくせして、泣き虫だからな。俺が死んでもあんまり泣かないでいてくれよ。俺なんか悲しむ必要もない人間なのだから。
お婆ちゃん。いつも、飯作ってくれてありがとう。今日睨まれたけど、こうすることがわかっていたんだろ。ほんとすげぇよ、おばあちゃんは、前話に聞いていたけどやっぱり色々あるんだな。
おじいちゃん……………
出てきてすらないな
夜叉ヶ池!!!おまえは死んでも恨む恨んで恨んで呪ってやるよ。死んで終わったと思うな!
これで終わりだな……………
いや、少なっ!!?
こんなもんか。関係者なんて少ない方が傷つかなくてもいい例の方が多いしこれでよかったと思いたい。
じゃ、いっちょ死に………ドンっ!!!
え??
誰だよ?誰なんだよおまえはなぜ俺を押した。なぜ俺を殺そうとする。
誰なんだよ!おまえはぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
The End game over
ん?なんだこのコンソールは?はい?いいえ?あぁ、ゲームで良くあるやつか。
こんてぃにゅー?
continueしますか?
なんだこれは?しないに決まってるだろ。こんなクソゲー繰り返すなら。game overでいい。いいえっと。
continueしますか
しないっつってるだろ!
continueしますかcontinueしまcontinueしcontinueしますかcontinueしますcontinue
しますcontinueしますかcontinueしまcontinue
ああああああああぁーーするよすりゃいいんだろやってやるよ。このクソゲーを
もう一度。
continueしました!!
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