応援コメント

ロック好き文字書きのジレンマ。」への応援コメント

  • 音楽に限らず、言葉にした途端に違っていくものってありますよね。
    すごく良かった音楽や本、映画に触れた時ほど、すぐに感想を言い合ったりしたくなくて、しばらくひとりで黙っていたいタイプです。
    どこが面白かった? とか聞かれようものなら、そんなんひと言で済ませられるような作品じゃないわボケェ!と柄が悪くなります(笑)
    この、言葉にできないものかあるかどうかが、プロとアマの違いだったり、芸術として評価されるかどうかの分かれ目なのかもしれないなあ、と考えたりします。

    音楽は特に、言語じゃないからこそ表現できることが多いので(歌詞はまた別として)、言語にしたら野暮になっちゃうんですよね。漫才の笑いどころを説明するみたいな(笑)
    そういう言葉にできない感覚を、千弦さんはロックからたくさんもらってきたんですね!
    相反するみたいで不思議なことですが、音楽や絵画など、言葉にできない感覚に触れた経験が多くなるほど、言語感覚が鋭く、感性豊かな表現を生み出せるようになる気がします。どうにかして近い言葉を見つけようと、もがくからかもしれませんね。
    千弦さんの物語がいろんな感情に溢れていて、常に溢れ出しそうなもどかしさに満ちている理由がわかった気がしました……!
    その部分に芸術を感じて、とっても魅かれてしまうのかもしれません(*^^)v

    作者からの返信

    こよみさん、こんにちは。
    言葉で表すのは難しいことっていっぱいありますし、しかもその言葉自体から思い浮かべるものも人によって違ったりしますよね。たとえば、私も思い浮かべる青と、こよみさんの青は同じ色とは限らないですし。……ああ、こんなことを考えてるから私の文章は“まるで◯◯のような◯◯”とか、“◯◯、否、◯◯かもしれない”みたいに、ついつい長くなるんだな(ーー;
    言葉にすると違ってしまうと云いつつも、感想、私はわりと語りたいほうなんです(笑) でも聞いてくれる人がいない……ってか、そもそも観たり聴いたりを共有してくれない(寂) 旦那や息子と一緒に観る映画なんて、ワイスピシリーズとコナンくらい。。。

    音楽はほんと、なんていうか感じるところが違いますよね。頭じゃなくて肌というか、もっとからだの根幹的な部分に響くものみたいな。だから言葉にならなくて当然なんだろうと思います。
    歌詞も、私はわりとどうでもいいと思っていてw、言葉遊びみたいな、滅茶苦茶な感じのが好きですw
    いわゆるJ-POPなんかだと、ポジティブな応援ソングや共感しやすいラブソングが人気だったりしますけど、私はあの健全な、正しさの押しつけみたいのが苦手で(^^;
    感情に溢れ……芸術……!? いやんなんか褒められてるぅ(*ノェノ)キャー とんでもないです、もがいているのは学がないからで、いつも類語辞典眺めては言葉のマンネリをなんとかしなきゃと眉間にシワを寄せています(笑)

    編集済
  • 意味合い微妙に違いますけど、「百聞は一見に如かず」みたいなものですね。
    私は烏丸様のように洋楽に詳しくなく、好きな音楽のジャンルも違うと思いますが、それでもやはり、好きな音楽を文章で表現せよと言われたら、「聴け」としか書けないだろうと思います。あの部分を聴いたときの、鳥肌がぶわっと立つ感じ…言葉でどうやって説明せいちゅーねん、と思います。

    作者からの返信

    三奈木さん、こんばんは。いつもコメントをありがとうございます(*^^*)
    ですよねですよね! 映画や小説や、絵画なども言葉でその魅力を伝えきるのはなかなか難しいと思いますが、こと音楽に関しては特にどうやって説明すればいいんだろうと悩みますよね!
    それでもなんとか巧いこと表現することはできるのかもしれないけれど、そうするとそのレビュー自体が芸術的?な感じになったりして、ベツモノ感がすごいんですよ。

    伝えたいのは、なんとか喩えるならばめっちゃ美味しいスイーツを食べた瞬間の、手足をジタジタして暴れたいあの感じとか、言葉にできない高揚感なんですよね。うん、聴いてみ? としか云えん。そして聴いても趣味からハズれてるとわからんかったり(笑)

    あ、でもジャンルなどまったく普段聴かないあたりの曲でも、いいものはやっぱり刺さるときには刺さりますね。私は邦楽はほとんど聴くことがないんですが、数年前に Suchmos の"STAY TUNE"、ちょっと前には Vaundy の"東京フラッシュ"をヘビロテしてました。なんかこう、癖になる曲って好きみたいです。

    編集済
  • こんにちは、千弦さん。
    「巧く書こうとすればするほど、文章は、私がその曲を聴いたときの感動や興奮から離れていく」、、これ、本当にそう思います。
    音楽に限らず、言葉にするのって危険な行為ですよね。
    自分が感じたものを文章で伝えたいのに、書いた瞬間から嘘になるような。感動を文章でどう表そうか考えた時点で生の感動から遠ざかっているような気がします。もう黙ることでしか、誠実であることができないというジレンマ。その奥の深さが愉しかったりもしますが、、たまに気が遠くなったりもしますね。

    作者からの返信

    琳さん、こんにちは。
    ほんと、言葉というのは怖いです。子供の頃、親によく「一度吐いた唾は呑めへんから、喋るときはよう考えて喋りや」と云われましたが、今はネットでの書き込みなど、云いたいこととは真逆の意味にとられて炎上とかもよくあるようで。
    音楽や映画など、感動したことを伝えるのも本当に難しいです。ストーンズなんて特に、チャーリー・ワッツのドラムのあの微妙な……タメというかジャズのスイング感というか、独特のはねた感じは文章で説明しようとすると、リズムキープできない人なの? ってなりそうで(笑) キースのギターだってそうです。あの人の凄さって説明のしようがないww 書こうとしてるうちにあれ? キースって ギ タ ー 巧 い の か な ? ? って思い始めるレベルですw ミックの歌も同様w

    琳さんに同意してもらえて嬉しかったです。言葉を操っている者として、同時にその怖さも忘れたくないものですね。
    コメントありがとうございました!

  • こんにちは。
    yuu_caprice です。
    拙作への応援やコメントをありがとうございます。

    貴方の作品を拝読したときの、ホッコリするようなワクワクするような感覚をぴったりの言葉に出来ずにおりましたら、貴方からのコメントが届き、こちらからも「面白いです!」とお伝えしたくなりました。

    共感の湧くエピソードもあり、未知の世界を垣間見せていただけるエピソードもあり、どのお話もとても臨場感があって、ぐいぐい引き込まれました。
    食卓の匂いやお酒の香りまでも伝わってくるようです。

    これからも更新を楽しみにしております。チェコにもトリップしたいです。


    あと、ゾンビーズを聴いてみました。好きになりそうです。

    作者からの返信

    yuu_caprice さん、こんにちは。
    わあっ、ゾンビーズをお聴きになったのですね! ど、どれを聴かれたのでしょう……"Time of the Season"でしょうか、それとも"This Will Be Our Year"でしょうか、いや"A Rose for Emily"か"She's Not There"かも……!(落ち着け) す、すみません。自分の作品への賛辞より、ゾンビーズを聴いていただいたことのほうに舞いあがってしまうロック莫迦なのです。。。
    "A Rose for Emily"はタイトルのとおり、フォークナーの〈エミリーに薔薇を〉をモチーフにした、儚げで美しい曲です。まだお聴きでなかったら是非。

    ぐいぐい引き込まれたと云ってもらって感激です! ありがとうございます……食事やお酒については、その土地の雰囲気などリアリティを出すためと、単純に自分が好きだからという理由で書くようになったのですが、お気に召しましたなら幸いです。チェコは、日本ではなかなかTVなどでも取りあげられることが少なく、あまり馴染みのない国ですが、本当に美しいところなので興味を持っていただけたならとても嬉しいです。

    コメントをどうもありがとうございました! こちらこそ、これからよろしくお願いします。

  • こんにちは。
    烏丸さんはやっぱり誠意のある方なんだと思いますよ。
    誠意というのは、作品に対しても、自分自身に対しても、また読者様に対しても。

    私なぞは、書いて自分が楽しく、まあ時々共感してくださる方がいたら最高だなくらいの軽いノリで映画について書いてます。
    烏丸さんのように誠実な心を持ってないのかもしれませんね。
    でも、映画が好きなので、趣味としては自分にとっては最高です。あまり深く考えないで、これからもいい映画を取り上げたいな、などと簡単に考えています。

    作者からの返信

    こんにちは、レネさん。
    いやー、私の場合、たぶん融通がきかないとか頑固とか云われる方がしっくりくる気がします(笑)
    書いて自分が楽しく、ときどき共感してくださる方がいたら最高、ってところは私もまったく同じです。で、音楽の場合、私が不器用すぎるのか、その共感を得るにいちばんの方法が「とにかく聴け!」になってしまうのです(^^;

    私がレネさんのページに惹きつけられたのは、まず取り上げられている作品そのものでした。ウィキペディアのような、細かいところまで余すことなく書かれているものよりも、ある程度掻い摘んで紹介されているほうがわかりやすいですし、コメントさせてもらう余地もあると思うので、好きなものを語り合うには最高ですよ。
    これからまたどんな映画が取り上げられるのか、楽しみにしています。コメントをありがとうございました!

  • 音楽を言葉で説明するの難しそうですね。『巧くそれらしく書いた音楽レビュー』は実際に聴いている感覚と別物になるというのなんか分かります。
    音楽はあまり知らなくて…この年代だとビートルズぐらいです。ジョン・レノンの鼻にかかった声は嫌いじゃないです。あーなんかすみません話の出来ない人間で(笑)

    作者からの返信

    こんにちは、柊さん。
    音楽レビューに限らず、感動したことを伝えるのって本当に難しいですよね。映画なんかでも、おもしろかったから人に勧めたいと思ったとき、最後どんでん返しで、なんて云うとネタバレになっちゃうし、アクションがすごかったと云うとなんだストーリーはたいしたことないのかと思われそうで。かといってあらすじから丁寧に話したところでふーん、そういうのか、で終わって観てもらえなさそうで……やっぱり「まあ、観てみ!」ってなります(笑)

    ジョンの声はほんと、意外となかなかない良い声なんですよね。あの声にポールの高い声がかぶさるのが、初期のビートルズのいちばんの魅力かも。
    私、こんなふうに普段はロックの話ばかりしていますが、子供の頃はもっといろいろ聴いてました……まあ親の影響もあるんですが。シルヴィ・バルタンやダニエル・ビダル、アダモなど、フレンチポップスとかもよく聴いてましたよ♪ いちばん好きだったのはダリダとアラン・ドロンが歌った"Paroles, Paroles"です。必死にギターで練習してたなあ……。