ここ最近読んだ中で使えそうな考古学の三冊

 大学の学びもあり、考古学の本を読む機会が増えたので、その中で小説の設定にも使えそうな本をメモをしておく。


・はじめての考古学


 非常にまとまっていて、なおかつ初心者が入りやすい。

 どのようなやり方で考古学が行われているかといったことから、どうしてこのようになったのかを学ぶのによい。初心者がこれを読んで入口にするといい。


・昆虫考古学


 考古学では土器などに付着した昆虫からどの時代に、またどのような生活模様だったのかを調べることがある。また土器のグループと昆虫のグループなどからどういう風に形式が伝わったのかなども調べられる。とはいえこれはあくまでも一要素にすぎないが、古くから昆虫と密接にかかわっていたことがわかる。


・墓の考古学


 墓などは人間とは密接なかかわりがある。昔であれば土葬であって、その中からは現代にとっては非常に貴重な資料がみつかる。そうした事例がみつかる。とはいえ墓単体の深堀はされることはあまりないだろうから、小説としてはエッセンス程度かもしれない。けどこうした営みがあるというはどう人間がいままで人と関わって来たということでもあるので、想像が膨らむ。

 

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