不眠症と依存について
こうしたことをやる上で、やはり自分の生活は色々と治さなければならなかった。少なくとも睡眠と食事は色々と変えなければならなかった。とくに睡眠は死活問題だった。あまりにも眠れず、眠気はあるのに寝れない状態を何年も続けていたせいで、だめな習慣ができていたのだ。睡眠を消すためにカフェインをとり、それが原因でまた眠れなくなりというのが続いていた。日中は寝てしまうと色々と危ない職場だったのでそんなことをするよりもカフェインをとるのが得策だったのがもっともな理由だが、その原因となる不眠は家のことであったので、それがなおらなければ何もできなかった。そのためそれが無くなったいま初めて治すための行動をとれるようになったのだ。
しかしながら、長年続けてきた消極的な選択は、体に染みついていた。気が付くとコーヒーを買っている。酷い時は一日に10本を飲んで、睡眠をやり過ごしていたりした。それも一年かけてようやく一日に3本程度になるまで収まって来た。気が付くと買ってしまうので、それを意志の力で治すというのは無理があった。意識するとコーヒーに目が向くので、それをやらないようにしなければならなかった。それを解決するために、別のカフェインのものを飲んで、そこから別の清涼飲料水に変えながら、最終的にみずをのむというのを徐々に行うようにしている。これを行ってやっと3本まで減らせるようになってきたし、またコーヒーに意識が向かうのもそれを意志の力で辞める事が簡単にできるようになってきたのだ。少なくとも始めのうちはやめるという事自体が苦痛だった。飲んでいないと落ち着かないといった状態だったので、これはもう依存していたのだろう。これからそれをさらに薄めて行かなければならないが、一度なった以上はどこかで揺り戻しがある可能性もあるし、気を付けなければならないだろう。
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