大学での勉強のこと
とはいえ、その勉強が大切であり、稀有な環境であるというのが分かったといってすぐさま勉強に身を打ち込めるかというと、そうではなかたった。体調がいまだに悪く、動かせない日が多かった。病院での検査も続けていて、MRIなどでの検査などを色々やって結局のところ心臓などが悪いということではなかった。最終的にはいままで不眠症でかかっていた精神科の方で頓服薬を出してもらうのと、また改善のための薬を出してもらうというの結論になった。診断書を出してもらったが、その内容もどちらかというと細分化された内容というよりも、こういう症状があるものはとりあえずこれ入れようというような……いってしまえばまだ明確な病気がでていない感じである。あくまで薬もその場しのぎというか、こういう症状が出ているから、それを出さないようにするような薬を出して様子をみてましょうという感じである。明確な治療法がない以上はそれは仕方がないのであろう。
そうした事で、結局のところ体をちゃんと動かせる日というのが少なく、非常におそい歩みとなったのだ。これはいまでも続いており、前よりも良くなったが体がまるっきり動かせないというようなことがある。出来る事だけをする、といったような感じであった。
そうした事が約一年ぐらい続いて、今に至っている。最近は前よりも楽になり、学業も以前よりもやりやすくなった。少なくとも前よりも確実に――少なくとも自分のやりたい事ができているだけでも、気分だけでも楽ではあった。少しずつ前に進んでいるのが分かるのも非常に良かった。
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