第95話 『「コミック化」というふわっとした話』 ゴオルドさん
〇作品 『「コミック化」というふわっとした話』
https://kakuyomu.jp/works/16817330648685537738
〇作者 ゴオルドさん
【作品の状態】
短編・完結済。
【セルフレイティング】
なし。
【作品を見つけた経緯】
カクヨムサーフィンしていて見つけました。
【ざっくりと内容説明】
作者さんの、「コミック化」にまつわるお話です。
【感想】
『問わず語り~』を読んでいらっしゃる物語の作り手の方のなかには、書籍化やコミック化を望んでいる方もいることでしょう。
『「コミック化」というふわっとした話』では、作者であるゴオルドさんの作品が「コミック化」されるかもしれなかったお話について語られています。
しかし、「コミック化されるためにはどうしたらいいのか」という方法論を説いているのではありません。そうではなく、「コミック化の話があったのにいつの間にか消えてしまった」という、世知辛い話が書かれています。
また、作者さんは他に漫画原作のコンテストに応募して受賞した経歴があります。本来なら、そこでコミック化できたのかもしれませんが、出版社の事情なのか、それとも漫画原作のコンテストに応募したためなのか、ゴオルドさんにとっては難しいことを頼まれてしまい断念した話も書いてありました。
何というか、出版社の方は作者さんに「コミック化の可能性は高い」「担当がつくことになるだろう」と、どれも推量でしか言っていないので、嘘はついてはいません。
しかし、コンテストに出す人の多くは、自分の作品が書籍化されることを夢見ていることが多いはずで、出版社の方もそれは分かっているんじゃないかと思うのです。それなのに、思わせぶりな言い方をするのは、色々事情はあるにしても、さすがにちょっと意地悪なのではないかなぁ……と個人的に感じました。
読んだ方がどういう風に思うのかは人それぞれだと思いますが、「そういうこともあるんだな」と知っていてよい話ではないかなと思います。
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
今日は『「コミック化」というふわっとした話』をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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