第81話 『ごちそう』 島本 葉さん
〇作品 『ごちそう』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654488281548
〇作者 島本 葉さん
【作品の状態】
777文字・完結済。(KACの作品です)
【セルフレイティング】
なし。
【作品を見つけた経緯】
「くすっと笑える話」がないかなーと検索したところ、こちらの作品を発見しました。
【作品を読んでの一言】
優太くんが(名前の通り)優しすぎてちょっと可哀そうなのですが、一方の千春ちゃんはどうしてもそうせざるを得ない状況があったんです。
【感想】
キャッチコピーに「愛が試されている」とあるんですけど、本当にそうだな、という話です。
主人公の優太くんは、彼女の千春ちゃんが手料理を振舞ってくれるということで、自宅に遊びに行きます。多分、彼女の料理を食べるのは初めてなのでしょう。優太くんの、浮き浮きした感情がこちらにも伝わってきます。
そしてついに千春ちゃんが作った手料理が来るのですが、なぜか「何も入っていないように見える器」が目の前に置かれるのです。
どういうこと⁉
混乱する優太くん。
ですが、千春ちゃんは「食べて」と言ってきます。何もないのにどうやって食べるのか。しかし千春ちゃんは自分が食べることを期待しています。
優太くんはそれに応え、何とか見えない料理を食べて胸がいっぱいになるのですが、こうなってしまったのには理由があるのです。
それが何だったのか、気になった方は是非続きを読んでみてください。きっと千春ちゃんがどれだけ優太くんのことを好きで、良く見られたいのかが分かると思います。また愛を試された優太くんの度量が広くて、「すごいなぁ……」と思ってしまうことでしょう。
……いや、本当に、とんでもないごちそうですよ(笑)
今日は『ごちそう』をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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