第63話 『どこかで燃やしてしまいたい。』 宇部 松清さん

〇作品 『どこかで燃やしてしまいたい。』 

 https://kakuyomu.jp/works/16817330650219400010

 

〇作者 宇部 松清さん


【作品の状態】

 短編。完結済。


【セルフレイティング】

 なし。


【コンテスト】

「カクヨムWeb小説短編賞2022」参加中。


【作品を見つけた経緯】

 オレンジ11さんのエッセイで紹介されたのがきっかけです。


【ざっくりと内容説明】

 タイトル通り、作者さんの「どこかで燃やしてしまいたい」過去のお話です。


【感想】

 作者の宇部さんは、自他ともに認めるラブラブ夫婦です。二人で出掛けるときは、夫の良夫さん(仮名)と手を繋いだり腕を組んで歩いたり、お子さんたちの前でも隠すことなくラブラブしています。

 旦那様を深く愛していらっしゃる作者さんですが、24歳のときに当時彼氏だった良夫さんとは別の男性と「寝る」ことになってしまうのです。

 どうしてそんなことになってしまったのか。そして、作者さんはどうなってしまうのか……! 読んでいるこっちはハラハラです。


 作者さんを罠(?)にはめたその人は、今まで仕事を共にしたことがある元上司であり、困ったときに助けてくれた人でした。どうやら作者さんの「人を疑わない性格」と「元上司の上手い作戦(?)」が重なって今回の出来事になったようです。

 読んでいると「警戒して~!」と思う方もいらっしゃると思いますが、渦中にいるとそれに気づきにくいのかなと読んでいて思いました。


 お話としても興味深いですが、学ぶところもある作品のように思います。作者さんのように「自分はそんなことにはならない」と思っている人でも、「ある程度の警戒は必要」ということを実感として知ることができるのではないでしょうか。


 自分は大丈夫と思っている皆さん、気を付けましょう。


 今日は『どこかで燃やしてしまいたい。』をご紹介しました。

 それでは次回、またお会いしましょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る