問わず語りに作品紹介(カクヨム作品を読んだ感想文)

第9話 『英国日記～時々残念な引きこもり～』 F・Takanashiさん

〇作品名　『英国日記～時々残念な引きこもり～』

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054886944500

〇作者名　F・Takanashiさん

【作品の状況】

　作品紹介時現在、ゆっくり更新中。

　時々更新状況を見て、まとめて拝読しています。

【さらっと作品説明】

　作者がイギリス在住の際に体験したことを、日本との違いを織り交ぜながら説明してくださいます。イギリスに関する面白いこともあれば、あちらから見た日本のことも知ることができて面白いです。

【感想】

　私は日本の文化も好きですが、外国の文化も好きです。今まで自分が経験していたことと全く違うことがあったり、逆に全然違う世界なのに共通点があったりと、その発見が興味深く、惹きつけられる理由なのだと思います。

　もちろん受け入れがたいものもありますが、自分が経験していなければ意外と大らかに「へえ、そうなんだ」と受け入れられるのも、こういったエッセイの良い所かもしれません。

　さて、こちらの作品の特徴ですが「英国」とタイトルにも出ていますので、イギリスに関して語られております。実際にそこに住んで、そこにいる人々と生活したことがあるからこそ書ける内容だなと思います。

　イギリスの食事一つをとっても、意外なことばかり。「イギリスの食事はまずい！」という印象が、こちらのエッセイを読んで緩和されてしまいましたし、先進国なのでさぞや医療が進んでいるかと思いきや、意外なことに庶民は簡単に医者にかかることが出来ない、ということも書かれてあったりします。「それじゃあ、どうするの⁉」と思ったあなた。答えはこちらのエッセイに書いてありますので、よかったらお読みくださいませ。

　歴史のことも時折織り交ぜながら説明してあるため、ためになりますし、一話が短く見出しが分かり易いので、気になるものだけ読めると言うのも魅力的です。それから作者さんは色々な国に行かれているようで、その国の小話も面白いです。海外旅行の経験談等。

　読んでいると、他国の面白い文化を知ることが出来るのもいいのですが、日本の良さも再確認できます。

　特に「日本食」。どこへ行っても食べたくなる味は、行った先で同じレベルで再現するのは、中々難しいようです(当然と言えば、当然ですが)。作者さん曰く「パリへ行けば、美味しい日本食が食べれるよ」とのこと。

　本当に面白い話が盛りだくさんなので、覗いてみてはいかがでしょうか。

　今日は『英国日記～時々残念な引きこもり～』をご紹介しました。

　それでは次回、またお会いしましょう。