シルバー・プシキャット、レーサー: 2
ジェーイ!
いきなりクソほどどーでもいーことだけど、アタシたちのことを「
この話をしたらだいたいみんな、「で?」って返すけど。
なんだかんだでアタシたちは「フリーフォーラー」って呼び名に誇り、とまではいわなくても、愛着を持ってる。
そう思ってる、アタシはね。
親の離婚をきっかけに、家を出たのが十五のとき。当時つきあってた男がレーサー志望で、そいつのアパートに転がり込んだってわけ。
けど、こいつが口先ばっかりのクッソでさ。おまけにアタシは三股かけられてた。頭にきたから叩き出して、なぜか、浮気されてた子たちといっしょに暮らしたりしたよ。
まあまあ楽しかったけど、結局そこも出ることになって、今度は新しい彼氏と住んだ。
クラスは
エンゾーは、彼の所属チームでエンジニアをやってたんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます