第3話 ヒロインは・・・・ムッツリだった
俺が通う高校
公立橘高校。
10クラスもあるマンモス校だ。
「おはよーう」
登校したので挨拶をしながら席に着く。
「あら・・・高梨君おはよう。」
声をかけてきたのは高校に入って3年間同じクラスの荒垣牡丹だった。
「うん、おはよう今日も元気そうだな。」
「あら、そう見える?」
えっ?こいつ元気じゃないの?
そうなれば俺の一発ギャグで元気づけてやろう。
まぁ普段ギャグなんてしないけど。
「なぁお前梨の有名なところって知ってるか?」
「千葉県らしいぞ。」
「へえ」
「イッツ高梨ジョーク」
「とってもつまらないわね」
うわあ鼻で笑われたわ。
まぁ笑ってくれるだけいいか。
なんて俺はポジティブなんだと自画自賛をしながら担任が教室に入ってくる。
この学校はホームルームに読書時間がある。
俺はブ〇クオ〇で買った本を開いた。
ちなみにライトノベルだがお気に入りの作家がいる。
霧島花先生でどうやらこの辺出身らしい。
荒垣もなんかブックカバーの付いた薄い本を読んでいるが、ブックカバーが薄すぎて結構見えてるのは内緒。
彼女は俺の秘密を知っているはずがない!? なおっさん @nyaoya
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