不治の病に伏せる孤独な老婆。残りの人生を諦めた彼女の下に、希望の天使が訪れる。しかし天使が告げたのは悪魔のような取り引きだった――喜んでそれを受け入れる老婆。死を待つだけだった彼女の最期の望みとは……この物語を読み終わった時、感動の余韻で暫く何もすることが出来ませんでした。あまり書くとネタバレになるので深くは言えませんが、このような人生(物語)の結末も良いのでは。と思えた作品でした。少なくとも私にとってはハッピーエンドな物語。