第60話 もつれた糸
世の中はまだまだ覇権国家を目指す
のが常識でした
特に順調に勢力を伸ばしている
イギリスやロシアにはあまりメリットが無い
話でした
ドイツの提唱した国際世界平和は
受け入れられませんでした
いちおうは戦争状態がなくなって
見た目は平和が訪れたヨーロッパ…
しかし水面下では複雑な交渉が
密かに始まりました
ロシア
(o´ω`)オスマンは将来的にウチの領土
オスマン侵食したドイツと仲良くできん
フランス
(o´∀`)ぼっちは嫌ー ロシア同盟しよう
イギリス
(; ̄∇ ̄)おいワザとウチをハブっただろ
こんちくしょうフランス同盟しよう
アメリカ
(o´∀`)カリブ海の島々を奪うため
スペインと戦争したい
オスマン
(;´ω`)ロシアの敵と味方になる
やっぱドイツ仲良くしよう
オランダ
(;T∇T)領土が半分になっちゃった
(ベルギー独立)それどころじゃない
ポルトガル
(;T∇T)もうだめぽ(ブラジル独立)
ロシア
(o´ω`)インド侵略しないから
イギリス同盟しない?
イギリス
( ̄∇ ̄)その提案、乗った!
スペイン
(;T∇T)内乱でなんもでけん
イタリア
(๑'ᴗ'๑)ドイツともフランスとも仲良くする
オーストリア
(o´∀`)よくわかんなくなってきた
日本
(o´∀`)明治時代になりました♪
ドイツ外交の反発力として
世界中の外交関係がいっぺんに
ものすごい変わりました
各国の外交関係はもつれた糸の
ように複雑に絡み合い、
誰が敵で誰が味方がわからんほど
カオスな状況になります
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