戦利品

 小川のそばまで三往復便。




 インベントリにアイテムを入れて、ダッシュ入れながら走った。




 ダッシュでスタミナ消費しても走りながらスタミナ回復する。というアバターのチートを利用して三往復した。






 荷馬車に積んであった箱も持ってきた。(箱もインベントリに入った)


 現在インベントリの容量は200キロ程。






 結構な量の戦利品。




 インベントリに少し空きを残して、他は箱に入れて埋めておく。


 目印になる木のそば。念のためマップにマーカーを設置。




 衣類や装備も川で洗った。






 荷馬車の戦利品は街から村へ向かうのでは?と思われるような物資だった。




 交易品としての食料は積み荷にあまりなく、塩や農具、酒類などの嗜好品。斧や槍等の武器の類い。




 衣類や履き物等。他に通貨だと思われるモノ。






 農村から街へ向かう場合、食料品や特産品が積み荷に多いと思われるため、街から村へのルートだったと判断した。




 荷馬車の向きと馬の死体の位置から、道を東へ進むと街があると思われる。






 遺体からは、革鎧が二つ、槍が二本(180センチ程の柄に15センチ程の穂先がついているモノ)全長90センチ弱の剣・片手でも両手でも使えるようなバスタードソードが一本。




 材質は鋳鉄を叩いたようなモノ。鍛造品では無い。




 鍛造が普及していないのか、高級品で手に入れられなかったかは不明。槍の穂先も同じ。ダガーとナイフが一つづつ。






 弓が一張り矢が14本。弓は短弓であまり質が良くない。




 矢じりは鋳鉄のモノと、何かの骨のようなモノが混ざっている。


 倒されていたグラスウルフの死体からも矢を回収した。






 で、驚きの事実。




 革鎧なんだけど、二つとも破損してたんだ。


 インベントリ内で破損の少ない方をリペアしてみたら、もう一つの革鎧を消費して修理が出来たんだ。






 SOEの過去作では装備品に耐久度が設定されていて、ニコイチ、サンコイチして装備を整える。


 というシステムだったんだけど、SOE7では装備品に耐久度は設定されていなくて、装備品はワークベンチとかで「作成」する。というシステムになっていた。




 ただ、「作成」だけど、スキル(熟練度)名は過去作のまま「リペア」となっていたんだ。






 インベントリ内の革鎧に意識を向けたら、なんかリペア出来そうな感覚があって、試してみたら出来た。SOE7のシステムと違うからかなり驚いた。






 装備品に耐久度があるか、破損の可能性がある世界なのね。




 まぁSOEの過去作のように耐久度がガリガリ削れていく訳では無いようだから対応は出来そうだけど、ね。






 他にバックパックが二つ。護衛のモノらしく着替えや水筒、火口箱やロープとかそういったモノ。




 グラスウルフからも回収した。




 馬の死体からも馬の皮2、馬の肉5を回収した。悪くなっている様子がなかったから、襲撃されてからそんなに時間が経っていなかった様子。






 荷馬車と遺体から通貨だと思われるモノ。


 銅貨215枚、銀貨47枚、金貨6枚を入手した。




通貨のレートが不明だけど、少額通貨だと思われる銅貨の枚数が多いところから、村からの仕入れで使うつもりだったのかも知れない。






 他に護衛の遺体から、名刺より少し大きめの金属プレート(銀色だけど青銅だと思う)がそれぞれ。革ひもで首にかかっていた。ドッグタグとか認識表だと思う。




 冒険者ギルドとかのギルドカードの可能性もある。刻印されてるけど、読めなかった。






 荷馬車に載っていた服に着替え、革鎧を身に着ける。着け方判らなかったから、インベントリから「装備」した。




 足元も、革のブーツに変えた。




 革鎧はそれほど重量も無く、関節も覆われていないので、行動に制限は殆ど無い。




 防御力よりも、徒歩での移動や動きやすさに重点を置いたモノ。胴体のほか、腕、足も守っている。






 アーマードジャンプスーツは、設定では射撃にボーナスが少し付くから使っていたけど、コミュニティと接触するにあたってインベントリに納めた。






 使わなかったがライトレザーアーマーは、革のライダージャケットみたいなのに肩パッドとかが付いたヤツ。




 世紀末の救世主伝説とかの世界だと違和感無いけど、この世界だと違和感バリバリだからインベントリの肥やしに。




 レイダーアーマーは、箱に入れて埋めておきました。モヒカンにしてヒャッハーとか、この世界の山賊でも居ないだろうから。




 トライバルスーツは、この上に革鎧とか着れるから、一応インベントリに。




 ただ、このファンタジー世界の衣類より、蛮族感たっぷりだから、目立ちたく無い現状ではインベントリの肥やし。


 設定では防御力薄い代わりに、能力値が少しアップするから、鎧下に着れたら一考の余地はある。






 で、悲しいお知らせ。


 残弾がかなり少なくなっている。




 5.56ミリが21発。9ミリ弾が86発。38口径はまだ使用していない。リボルバーでリロードに時間がかかるから、オートマチック拳銃を使っていた。




 ここからは、クリーチャーが少ない場合は、リボルバーを使うようにしようと思う。




 元々38口径弾、あんまり使い道無いんだ。38口径弾自体あまり威力が無いうえ、38口径弾使うライフルもあるんだけど、チューブマガジンでリロード手間だったり。


 カウボーイのパーク取って西部劇ゴッコする位の位置付け。






 SOE7で後半銃を設計出来るようになると、38口径弾や38口径の強装弾とかを使ったセミオートライフルや、サブマシンガンも設計出来るけど、わざわざ設計して材料集めて作成しても、5.56ミリ弾を使った店売りのセミオートライフルを改造した方が良かった。という実績があった。




 ダメージが弾薬依存では無く、銃依存だった過去作では、使えない事も無かったけど、SOE7ではリロードベンチでプライマーとガンパウダー、弾頭に分解されて、薬莢は溶かされて別の薬莢になる。という不遇の弾薬。






 SOE7で登場する弾薬だけど




 38口径弾、44口径弾がリボルバー系の弾薬。




 44口径弾は44マグナムとかで映画とかで出てて有名だけど、リボルバーはサイレンサーを付けられないから、スニークが大切なSOEでは不遇の位置付け。




 これもチューブマガジンのライフルあるけど、不遇。過去作では44口径弾を使ったライフルが最強レベルだった事もあったけど、所詮は拳銃弾。




 カウボーイごっこやダーティー〇リーごっことかのフレーバープレイでしか使われない。


 (次元〇介ごっことかもあった)






 9ミリ弾、45口径弾、50口径弾




 9ミリ弾は9ミリパラベラム。略して9パラ。




 初期装備の9ミリオートマチック拳銃のほか、あまり使えない9ミリサブマシンガンが初期からある。




 9ミリサブマシンガンが使えない理由は、初期だと特に弾薬が不足しがちで、弾薬に余裕が出来た頃には弾薬の威力不足になる。




 初期のサブマシンガンは銃自体の命中精度が低い上、片手持ちだからバラける。近距離だとショットガン使うか、接近戦した方がマシ。




 9ミリオートマチック、サブマシンガンともにサイレンサーは付けられる。




 9ミリオートマチック拳銃は、装弾数が多いからサブウェポンとしてある程度まで使える。






 9パラ使った銃だと他に、MP5シリーズはまあまあ使える。




 サイレンサーとレーザーサイトを付けて、強装弾や強化弾とかまで対応出来るように改造すると、屋内ではそこそこ使える。




 レーザーサイトを使うことで腰だめ射撃で命中期待出来るので、走り回りながらの射撃が出来る。






 45口径弾は9パラよりも強力。


 オート拳銃で装弾数が低くなる事が欠点。ロングマガジンで改造するのが基本。サイレンサーも付けられる。




 レーザーサイトを付けて走り回りながら使えるようにすると、ゲームのかなり終盤までサイドアームとして利用可能。




 ウージーっぽいサブマシンガンはビミョー。




 好きな人は好きなんだけど、私は殆ど使ってない。弾薬消費が多いフルートが好きではないという個人的な嗜好もある。






 50口径弾




 デザートイーグルっすね。


 威力はあるけど、入手出来るのはゲームのかなり後半。サイレンサー付けてもあまり意味がなかったりする。




 弾薬も入手出来るようになるのは後半からなので、改造した45口径オートの方が残弾の関係上使い勝手が良い。




 銃を設計して、材料集めてオリジナルの銃を作成した場合、50口径も使えるようになるんだろうけど、その場合でも45口径の方が使い勝手が良かった。




 拳銃弾だから、サイドアーム。という位置付けだと思う。




 1stと2ndキャラで作成した銃が倉庫に入ってらから、もしかしたら幾つか使うかも知れない。


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