進もう
夜が明け空が白んできた。
焚き火をストレージから出した棍棒で、叩いて火を消す。
睡眠は取れなかったが、休息はとった。今夜は睡眠を取れるように準備をしよう。
ストレージから装備の変更。アーマードジャンプスーツに装備を変えてみる。
ストレージから変更すると即座に装備が変わる。ゲーム的だが便利だ。
マップを起動して、南東へ進む。高台を見つけたら登って遠くを見渡そうと考える。
ゴブリンと遭遇しながら夕方まで進む。他の小動物等とは出会わない。
こちらが知覚する前に気づかれて、逃げられているのだろう。
レーションをストレージから直接使用してみる。食べなくても、腹がふくれる。
水もストレージから直接使用で、喉の渇きがおさまる。
水は半分飲むとかもするから、ストレージから直接ではなく実際に飲む方がいいが、レーションはストレージから直接の方がいい。
日暮れ前に木に登って、ツタをロープがわりに身体に巻き付け、樹上で睡眠を取る。
身体に強ばりがでるが、すぐに解れる。
レーションは一日に一つにして、クエの実や他に食用になる食物(ゴブリンが持っていた)を採取して、進む事にする。
南東に向かった事に意味は無いが、方向を決めて進む事で何らかの変化はあると期待する。
プレーヤーの知識から、シェルターが必要だと思っていたが、雨にあたらなければ、樹上でのビバークでこのアバターの身体は耐えられる。
頑強な身体でありがたい。
焚き火をした日から5日後、小川を発見。
その間、何度かゴブリンと遭遇した。9ミリオートマチックで倒し、レベル3になった。
パークは2レベル毎に取得なので、まだ増えていない。
小川から空のボトルに水を補給。ストレージ内での表記は「水」となっている。
SOEでは、「水」は「キレイな水」と表記されていて、他に「汚れた水」「汚染された水」等があり、それらを飲用するとアバターの汚染度が上がる。
あえて「キレイな」という表記が無く「水」とだけ表記されていることから、飲用に適した「水」が基本な世界なのだろう。
SOEの過去のシリーズの一つでは、飲用に適した「水」と、浄化装置を巡っての争いがメインクエストになっていた事もあり、「水」が比較的簡単に手に入る世界でありがたく思う。
水の確保と、人の住むコミュニティを目指して小川の下流に向かう事にする。
水場でもあり、今まで出会っていなかった生き物と遭遇する可能性が高まるため、注意を払いながら進む事にする。
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