世界の設定と創作論

 SOEじゃない。は三つの世界の設定があります。


 設定の説明だけの文章って、読み手が面白く無いと思うので(三つの世界の設定の説明の文章続いたらブラウザバック確定です。私が読み手でもブラバします)


 世界の設定のテンプレとそれと判るオマージュで、出来る限り設定の説明を少なくしようと画策しました。




 転移という設定も、日本人の知識があることで、長さの単位や重さの単位をメートル法やグラム法で表せるというメリットがあります。


 世界の設定を凝って独自の単位を作ったりしたら、読み手の負担が増えすぎちゃう。


 転移・転生という設定でないケースだとメートル法を使って描写した場合におかしな事になってしまいます。

 カッコつきでメートル法表記したりする事で回避出来ますが……読み手の負担が増えるかと思います。


 SOEじゃない。の48話でも2リッターのペットボトルで大きさを描写しましたが、こういう描写が出来るのが転移・転生の(書き手にとっての)チートかと思っています。



 私自身の創作はテーブルトークRPGが元です。

 それもとても古い世代です。

 

 ロードス島戦記のリプレイがコンプティークに連載していた時代にまで遡ります。


 色々なゲームシステムをプレイしましたし


 仲間内でゲームシステムを作って遊んだりもしました。



 その頃、とあるRPG……タイトル出してもいいか、もう時効だろうから……


 ビヨンド ローズ トゥ ロード

 (略してビーローズ)

 ってシステムなんですが


 設定に懲りまくっていて……


 独自の単位や独自の名称のオンパレード


 システムと世界設定をおかずにご飯三杯食べられた当時の私でも、これは受付られませんでした。

 

 例えば「剣」に独自の名称がついていたり

(異世界の設定だからアリと言えばアリなんだろうケド……)

 

 正直ゲームをプレイする事が出来ませんでした。


 「剣」は剣でいいだろって


 ブロードソードとかロングソードとか、もう一般名詞でいいじゃん。って


 設定好きでも独自の単位や独自の名称が行き過ぎると消化不良起こしてしまうので


 システムと世界設定でご飯三杯食べられるような奇特な方が、まずいないであろうネット小説の世界では、面白さと関係の無い設定の描写は出来る限り少なくしたり、面白くなるように描写を工夫する事が大事だと思っています。


(ビーローズ化してないか?とチェックしたり、ね)



 私の創作の土台は、システムや世界設定を使ってゲームマスターとしてプレイしたり、プレイヤーとして参加していた時代です。



 TRPGのブランクも空きましたが、ラノベ読んだり、ネット小説読んだりはしてました。


 なろうやカクヨムのランキング作品を読んでも……私の感性が古くなったのかなぁ……と思っていました。




 異世界(ファンタジー世界)で銃器を使う小説を書きたい。

 というか「読みたい」だったんですよ最初は


 自分の好みにあうような作品を探していたんですが、ピンとくる作品が無くて……


 あ、他の作品を貶しているのではなく、私自身の感性が古いのかな?と思っていましたよ。


 こんな作品あったら読みたいな、と「読みたい」作品の構成を考えていました。


 で、夜中に寝ぼけていた時に自動書記状態で一話目を書いて、投稿していました。


 投稿した後に、自分が「読みたい」話を書けばいいや。って書いています。




 

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