応援コメント

「空手に先手なし」という格言はカッコよくはあるが…」への応援コメント


  • 編集済

    空手に先手なし、という言葉は、むやみに他人に暴力を振ることがないように戒めるための言葉であるというのは、概ねその通りだとは思います。
    ただ、その一方で、技術論的にも真実を示しているとは思います。自分が教わった所では、武術的に言うならカウンターというのは、相手の状態に『応じて』返す対応手のこと。たとえば、相手の隙や無防備な状態を察知して先制攻撃で相手を倒したとしても、それは相手の隙や無防備な状態に『応じて』の対応手を返した、という表現がされるべき事例です。つまり、『空手に先手なし』という言葉で言うところの『先手』とは、相手の状態を考慮しないで、自分本位で盲目的に打つ攻撃のことを指している。

    空手に先手なし。あるのは、相手との状況に応じての『応手』のみ。

    そのように考えれば、空手に先手なし、という言葉を精神的にも技術論的にも一番矛盾なく解釈できると個人的には思っています。