第396話 『天国という希望』

「これは夢?


でも・・・私の心は

こんなにも 温かく 希望に満ちている!!


それに・・・未来の父さんが

私を抱きしめてくれた 温もりが

まだ 残っているのであった


素晴らしい経験をしたら

目の前の苦難が すぐに遠のく訳ではないが


確実に言える事は 

神様を意識さえできていれば

どのような苦難も

きっと耐えられると思う・・」


葵は父ダンの元に戻った


これからヨーデルとダンに助けられるまで

しばらく苦難は続いたが・・

決して心が折れる事はなかった


まだ弱さは 多々残っていたが

自ら命を 粗末に扱う事は もうなかった


なぜなら 始まりの世界に

いつか 必ず 訪れる事が 

約束されていたから!


『天国という希望』が見えていれば

どんな苦難も 乗り越える事ができるのだ!


始まりの世界は 

それ程素晴らしい世界であった!


天国とは 神が側におられる充実感は

素晴らしく尊いものであった


しかし 薄れゆく記憶の中で

もしかしたら 夢を見ていただけでは?

と思わない訳ではなかった・・


しかし未来は 

必ず開ける!

その事を信じて行こう!


希望という未来を!!



≪それから6カ月後≫


葵はラックに出会い

多くの仲間を得て


巫女として

『目覚める事となった!』


全世界を救う 

救世主として!!!

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