第255話 善悪の知識の木②

葵巫女一行は

大陸エデンに上陸した!


すると天が開き

強烈な太陽光が

エデンの園の中央にある

「善悪の知識の木」を指していた


「ここは・・」

葵巫女は

巫女しか立ち入る事を許されない

エデンの園に入った


そこには多くの動物達が憩い

神の園と呼ばれるほど

生物が力強く芽生えていた


水は澄んでおり

真珠のようであり

飲む者に生きる活力を与える!


それ故、リエラ民族は多産であり

寿命も長く、100歳を超えても

なお現役並の力を持つものが多くいた!


しかし全ての者が

エデンの園の恩恵を受けられる訳ではなく

真っすぐに神を信じ

求めるものに、限りない神の恵み

『神の祝福』を受けることができるのだ!


ルエラ民族は

神を礼拝することを

人生のもっとも重要な命の糧となる事を

代々伝えられ、特別な民として

知性も身体能力も美貌も優れており

3拍子揃った一族であるといえた!!


しかしそのような神に選ばれし民が

まさか奴隷として連れていかれるなど

信じがたい出来事であった筈だ!


彼らは多くの苦難を通った

それは彼らの信仰が怠慢になり

≪自らが神になろう≫とする

決して許されない大罪に値する反逆者が現れた!


そこであえて奴隷の50年を受けることを

神が許されたといえる・・・


しかし奴隷生活があまりにも苦しく

彼らの叫びは天にまで届いていた!


「彼らは神の民

ルエラ民族であることを

神は思い起された!!」


そして葵巫女は

ついにエデンの園に眠る

「第2の聖典」「モーゼの杖」を

手にする事になるのだ!


≪聖典から・・・

伝わる・・神の・・言葉を

葵巫女は・魂・・深くまで・・・

浸透させて・・いった≫


【第2の巫女覚醒がついに!!】

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