第166話 MIKOシティー誕生祭
MIKOシティーのセレモニー後
シティーカーニバルが開催された
MIKO中央競技場では
5000人近い人達が集まり
新しい町「MIKOシティー」誕生を歓喜し
共に喜びを分かち合っていた!
花火が打ち上げられ
老若男女がダンスを楽しみ
スンツヴァル王都伝統料理が味わい堪能し
人々の喜び、深い満足感を味わい
大変な賑わいとなっていた!
しかし節度ある振る舞いを
皆が心がけている為
大きな混乱は生じず
夜8時には解散となった
今日8月3日は
今後「MIKOシティー誕生祭」として
国民の祝日に決定された!
◆◇
「サラ
今日は疲れましたか?」
「いいえ!大丈夫です!
葵巫女様こそお疲れでは?」
葵巫女とサラふたりは
MIKOハウスの
ダイニングで向かい合い
ラベンダーティーを飲み
団らんの時を持っていた
MIKOハウスの他のメンバーは
シティーカーニバルに参加しており
いつも賑やかなシェアハウスだが
とても静かだった
「葵巫女様
今日のセレモニーは
素晴らしかったですね!
スンツヴァル王都において
歴史的な出来事だと!
皆が喜んでいましたね!
私は今でも感動が収まりません!」
「この国の未来は明るい!
若者は夢を見、希望が波紋のように
人々の心に浸透している!
そうは思いませんか?」
「はい!葵巫女様!」
「でもね
サラ・・・近い将来
「赤い星」は間違いなく
この国を攻めてくるでしょう!!
この国を裏切り追放された軍団長も
すでに敵側についている筈・・
私はこの愛する国を守りたい!
いつまでも平和な社会を!
私は国民に誓ったのです!
その為にできる事は何でもするつもりです!」
「葵巫女様!!」
「サラ・・・あなたに
折り入って話があります!」
◆◇
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