応援コメント

かげろうと飛行機雲(五・終)」への応援コメント

  •  なるほど。かげろう、か。心にぐっと来るたとえでした。気丈なおばあちゃんがとても魅力的でした。
     少年の成長を感じる回でしたが、最後まで「飛行機」ではなくて「戦闘機」乗りになる、という気持ちを変えなかったのは清々しく感じました。

    作者からの返信

    不二原光菓さん、応援コメントありがとうございます!
    このお話はふだんとはちょっと趣向を変えて、少年とユーリの交流に比重をおいてみました。
    島で育った少年にとって、サラマンドラは外の世界からやってきた未知の存在であり、彼をここから連れ出してくれるかもしれない希望の象徴だったんですね。一方で少年の祖母にとっては息子を奪った戦争を思い出させるものであり、けっして心証はよくなかったのですが、そんな彼女もユーリと過ごすうちに戦争の傷と向き合っていけるようになったのだろうと思います。
    飛行機乗りのなかでも戦闘機乗りにこだわったのは、少年の父が戦闘機乗りだったことに加えて、ユーリに出会って憧れるようになったからですね。パイロットは狭き門ではありますが、このときの原体験を糧にその後の人生を生きていくのだろうと思います。

  • 出遅れた。
    青年はすっきり爽やかに去って行った。希望の種をまいて。
    ヒーローです。

    作者からの返信

    あますさん、応援コメントありがとうございます!
    いえいえ~出遅れなんてとんでもない!昨日完結したばかりなので、ぜひ最後までお楽しみいただければ幸いでございます!
    そして今回のおはなしですが、いつもとちょっと毛色を変えてメカよりも人情寄りの路線でお送りしました。飛行機雲は夏の空に溶けてしまっても、少年の心には消えない思い出が残ったはずです。爽やかですこし切ない読後感を味わっていただけたなら作者として大変嬉しく存じます!

  • 今回はどちらかと言えば戦後の影を描いた回だったなぁと。何はともあれ続きを楽しみにしておりまーす!

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます!
    今回はいつもとはちょっと毛色を変えて人間中心のドラマを描いてみました。
    戦争が終わって世の中に平和が戻っても、遺された人々の心の傷はまだ残っているということで……。
    ニコにとってサラマンドラとユーリが島にいた数日は生涯忘れられない思い出になったのではないかなぁと思います。
    次回のエピソードもぜひぜひご期待ください!

  • 今回のエピソードもよかった……

    作者からの返信

    最後までご高覧いただきありがとうございます!
    今回はバトルは控えめ、人情ドラマ多めでお送りいたしました!
    ユーリにとっては予期せぬトラブルだったとはいえ、ニコやゾエばあさんとの出会いによって彼もつかのまの安らぎを得られたのではないかなと思います。もちろん与えられただけでなく、悩んでいた少年の未来を導く役目も果たせたのではないかと。
    お楽しみ頂けたなら作者としてなによりの光栄に存じます!次回もぜひご期待ください~!