8話 お前らに俺ん家教えてないよな!?

綾と、岬と仲良くなって初めての休日。

「なにするー?」

「んんー、土曜だし、明日は買い物に行くし、だらだらしよっかー」

もうすでにだらだらしてる気しかしないんだけど。

今月の原稿も終わったし。

入学式前に終わらせた。

俺は、とある文庫で小説を書いている。

『ピンポーン』

「んぁ?誰だ?」

「さぁ。誰?」

「ちょっと見てくるわ」

「ありがとー」

あー、くそ、一個一個の仕草が可愛い。

あー、俺凛好きすぎだろ。

『ピンポーンピンポピンポーンピンピンポーン』

「うるせぇ!」

誰だよ。

ガチャリ、と開けると………

ガチャン。

『おい、閉めるなよ!』

バカップルがいた。

「なんで俺ん家知ってんだよ!?」

『はっはっはー!担任に聞いた』

「あの担任………………………」

ぶっ殺す。

「誰だったのー?」

「あぁ、バカップル」

『酷くないか!?』

「まぁ、入れてあげよ?」


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------


「おおー!意外とひれぇー!」

「つか、なんで来たの?」

「暇だったから?かな」

お引き取り願います。

「何するー?ひまだし」

凛が天使すぎる。

「王様ゲームは?」

と、岬さん。

「俺は由良が選んだものがいい」

と、惚気やがる綾。

「綾っちー」

「由良ー」

まじでお引き取り願えませんか?人ん家で惚気んなよ。

「じゃあするか」


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------


「じゃあ、1番の人は彼女か彼氏のいいところを10個言う!」

凛がそう言った。

「あ、いち番俺だわ」

凛のいいところか。

「まず、可愛い。2つ目に、優しい。3つ目、頭いい。4つ目に、運動神経がいい。5つ目に」

「も、もうやめてもらっていいですか………?」

真っ赤になった凛が言ってきた。

「10個以上あるぞ?」

「はい惚気なくてもいいから。凛ちゃんも川崎くんも」

「ブーメラン刺さってんぞ?」

「「刺さってないから!」」


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------


猫家桜です。

昨日は諸事情により、投稿できませんでした。ごめんなさい!

これからは、多分毎日投稿できると思います!

☆、♡、コメント、レビュー待ってます!

ではまた次回!

次回は買い物回ですよー!

See you again!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る