7話 何でいんの………?(2回目)
「凛って歌うまかったんだな」
「そ、そう?」
凛は、褒められなれてない。
別に怒られるようなことばっかしてたわけじゃない。
ただ、滅多に褒められることがなかっただけ。
どちらかといえば、応援ばっかりされてたから。
「ご飯な」
「んー!」
………………………。突然キスしてきた。
「ふう」
「キスはする前に言ってくれ。心臓に悪い」
「はーい!」
疲れたから風呂入ろっと。
「風呂入ってくる」
「うん、分かったー」
「………覗くなよ?」
「っ!?わ、分かった」
覗く気だったらしい。
釘は刺した。
大丈夫だろう。のんびり浸かろう。
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「ふぅ」
頭を洗いながら、
「凛、可愛かったなぁ」
と、至極どうでもいいことを考える。
「お背中流しまーす!」
「ぶふっ!?」
なななななななに!?
「おい、覗くなって言っただろ!」
「覗きじゃないもーん」
くっ………………………。正論だ。
振り向くと、裸の凛がいた。
「ぶふっ!?」
「えー、どうしたの?もしかして、欲情した?」
お前はおっさんか。
「ほら、背中流してあげるから」
流された。
仕方ない。仕方ない………よね?
俺が湯に浸かると、凛は体を洗う。
メリハリしっかりしてんなぁ。
と、絶対凛には言えないことを考えていた。
「前失礼」
「なぜ?ホワイ?」
「いいじゃん。許嫁なんだし」
「分かったよ」
そう言うと、俺の股の上に座った。
それは不味い!
「………ねぇ。私のお尻になんか当たってるんだけど………」
「すいません。不可抗力です」
「まぁ、いいんだけど。優だから」
まじで凛、天使。
「入れたらだめだよ?」
ニヤニヤしながら言ってくる。
やっぱり悪魔だ、こいつ。
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「ふふー、サッパリした!」
それはよかった。
ちょっと落ち込んでると、
「むー」
といって、キスしてきた。
「機嫌直った?」
「うん」
やっぱり天使だ、凛。
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猫家桜です。
今日ね、朝カクヨムのランキング見たらね、この作品がラブコメ日間18位、ラブコメ週間69位でした。
めっちゃ上がったやんけ、おい。
こんなに上がったのは、やっぱり読んでくれてる皆さんのおかげだと思います。まじでありがとう。
ついでに、
☆、♡、コメント、レビューくれたら嬉しい!
「ね?いい?」
次回もお楽しみに!
See you again!
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