9話 優と一緒にお買い物♪①

「お・き・ろー!」

「ぐほぉ!?」

まさかの凛が俺の腹の上に乗ってきた。

クッソいてぇ………………………。

「買い物行こ!ね!」

「元気だな………」

起き上がると、乗っていた凛が転がって落ちた。

ゴン。

「………………………だ、大丈夫か………?」

「うりゅう………。大丈夫」

石頭かな?

「ご飯作ってー!」

「おい。………まぁ、うん、分かったよ」


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「どう?可愛い………?」

「………………………」

「な、なんか言ってよ!」

「か、可愛い………」

シャツにホットパンツというシンプルな服装なのだが、凛の色の白さと脚の長さが際立つ。

「えへへ………」

「とりあえず、電車乗ろうか」

「うん」


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「ガラガラだねぇ」

「通勤時間すぎてるからな」

とりあえず、席に座って………

「何で俺の上?」

「えへへ………。いいじゃんか」

まぁ、いいけど。

前を見ると、どこかで見た2人組が………

「綾と岬さん、何でいんの?」

「わわっ!」

「相変わらずイチャイチャしてんなぁ」

うるさい。ブーメラン刺さってんぞ。何で電車の中でひざまくらしてもらってんだよ。

「お前たちもじゃねぇかって顔してんなぁ」

「そんなに分かり易いか?」

凛と岬さんがコクコクと頷いている。

ちょっと傷ついた。悲しい。

「あー、ごめん、ごめんって!」

「川崎くん、ご、ごめんね!」

「いいよ………ははは………」

もう帰りたい。

「ひゃはははは!」

「綾、後でしばく」

「!?」


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「なんで行き先も同じなんだよ?」

「さぁ。まぁ、いいじゃん。一緒に行こうぜ!」

「いいよー」

「うん」

「はぁ。わかったよ………………………」

なんかバカップルと行くことになった。


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猫家桜です!

ダブルデート的なことになりました。

お腹、お腹すいたよぉ………。

これ、ご飯食べる前に書いたので。

ちゃんとご飯、食べよう。

ではまた次回!

See you again!

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