4話 凛、甘える。

何故か、入学式が日曜日だったので、家でダラダラする事にした。

「あー、暇ー。優、何かしよー?」

「なにする?」

ゲームはあるが、さすがに朝っぱらからゲームはねぇ………………………。

「じゃあ、トランプのスピードしよー?」

「懐かしいな。いいよ」

「勝った方の言うことを負けた方が聞くっていうのは?」

「いいよ」

なんか賭け要素入ってきた。

まぁいいけど。


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「ま、負けた………?」

「やたー!勝ったどー!」

まぁ、いい。

「で、なに命令すんの?」

「今日1日、私の言うことを聞いて?」

なんだ、そんなことか。

「いいよ」

「じゃあね、まず、私の頭を撫で撫でして、ね?」

「お、おう」

やばい、可愛い。

「んはぁ………」

なんか蕩けた顔してる………………………。

「も、もういいか?」

「まだぁ………」

だ、だいぶ恥ずかしい。


このあと、15分間撫で続けた。


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「ふぅ。気持ちよかった!」

「そ、そうか」

俺は腕が痛い。

「うーん、次はひざまくらしたげる!」

「お、おぉ?」

「いや?」

あー、泣きそうな目で見るな。断われないから。

「いや、じゃあ、やってもらおう」

「こっちきてー?」

なんかひざまくらしてもらえることになった。


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「どぉ?きもちいい?」

「うん。プニプニ?ふかふか?してて気持ちいい」

「いや、言わなくていいよ!」

マジで寝れる。いや、寝たらだめだ。

「目、つむって?」

「?分かった」

なにすんだ?

「!」

ちょっ、まっ!

やばい、舌が入ってきてる!

「んっ、はっ………!」

1分ぐらい経った。

「もういいよ」

目を開けると、真っ赤な顔をした凛がいた。

「あーもー、可愛いなぁ」

「にゃにゃにゃ!?」

俺の許嫁可愛すぎんだろ、おい。


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猫家桜です。

最後優が惚気ましたね。

すいません、恋愛書いてるのに、付き合ったことないから分かりません。

あとリア充爆ぜろ。

「ねぇ、私のお願い聞いて?☆、♡、く、くれない?」

誰得だ、これ。俺得だ。

はい、次回もお楽しみに!

See you again!

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