3話 あの、流石にそれは………
「はぁ、柔らかかったなぁ………」
………凛の唇。
「どうしたのー?」
「うぉ!?び、びっくりした………」
後ろからひょっこり顔を出してきた。
うん、こいつだもんな。そりゃもてるわな。
容姿端麗、成績優秀。
対する俺は………………………。
顔はまだ優しげだが、そこに左目の近くから顎まで、切り傷が入っていたらどう思う?
怖いだろう?だから、誰も好かない。
この傷は、通り魔に凛が襲われた(俺もそこにいた。)とき、反射的に庇ったら、この様。
成績は、中の上。
「何食べたい?」
「んむー、お肉ー!」
「分かった」
さて、作りますか。
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「んー、おいしー!」
凛は、唐揚げを頬張っていた。
「そうか。よかった」
そんなことを話していると、俺のスマホと凛のスマホが同時に振動した。
L◯NEか。
親から!?
「あぁん?ヤるならゴムつけろよ?シバくぞ、俺はともかく、凛には言うなよ」
「えっと、ヤるならゴムつけろよ?つつつつまり、そ、そういうこと………………………だよね?」
あー、くそ!
凛真っ赤じゃねーか!
最悪だよ!
「き、気にしないようにしよう………………………」
「う、うん………」
くそが!めっちゃ気まずいわ!
え!?なに、親は本当は俺らの仲を引き裂きたいの!?
「て、テレビでも見るか?」
「う、うん………」
この後、気まずくて、死にたかった。
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「お、もう11時か。寝る?」
「うん、そうだね」
寝室っていうか、なんというか………な部屋に入る。
このマンション広くね?
あ、そういや、高校卒業しても、そこ住めって言われてるんだった。
電気を消すと、
「ね、ねぇ。優は、そういうこと、したい?」
「ん?」
「だ、だからえっちなことしたいって思う?」
「そりゃあるけど、今はまだ無理だなぁ」
少し落ち込んでる?
「そうだよね、魅力ないもんね………」
「いや、違うよ!?俺がただヘタれってだけでな………」
「じゃあ、一緒に寝よ?命令ね?」
「はいはい。もしかして今日のってわざと………?」
「ち、違うよ!」
だよな。
と、いうわけで、一緒に寝た。
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猫家桜ですよーーーーーーーー!
あの、謝罪します。
甘々じゃなくってすいません!
次回こそ!次回こそは!甘々にします!
展開早い?
知りません!なんとかなります!
「☆や♡、つ、付けてくれたら嬉しいなぁ………」(男)
すいませんね、男で!
ではまた次回!
See you again!
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