第14話

ニュン ラミアー

1年5組の担任教師、もと海軍団長の家系だったが戦争終了と同時に規模が縮小されたことが不満で一悶着があり魔族領の追放処分を受け現在に至る。



大会一か月前のホームルームで。


ニュン「皆さん、一か月後に剣魔武技大会が開催されます、これに伴い授業も変わります。」


ニュン「剣術、魔術、武術に各クラス一名が出る事になります。」


ニュン「クラスで競って決めていくのですが、ヒュージ君とジュデ君がいますので2人には、三つの内2つの代表をしてもらいます。」


ニュン「ヒュージ君は武術、ジュデ君は剣術をお願いできないかしら。」


ヒュージ「我は良いが。」


ジュデ「俺も良いぞ。」


ニュン「決まりね、魔術は従来道理、選抜して決めます。」


ニュン「それ以外の方は各班に別れて準備の手伝いをしてもらいます。」


ニュン「質問がある方は?」


ニュン「無いようなので終わります。」



その日の夜


ニュン「あ~やだやだ!いつまであんな子供を相手にしなきゃいけないのよ!」


ニュン「戦争さえつじていたら今頃私も遊べ呆けていれたはずなのに!」


ニュン「はぁ~愚痴を言っても仕方がないかぁ~。」


ニュン「取り敢えず二人には報告しなきゃね。」


魔法通信の複数通信を使い二人同時に連絡をする。


ニュン「ピュジ、ユン予定道理ヒュージは武術にジュデは剣術にしたよ。」


ピュジ「サンキュ~」


ユン「奴を倒せば御家再興ができる!」


ニュン「本当に大丈夫なんでしょうね?」


ピュジ「大丈夫だ、後はベンガの薬さえ手に入れれば。」


ユン「兵の買収も終わってるし、後はあいつ等だけだ!」


ニュン「それならいいわ。」


ピュジ「それとコロシアムの隠し通路の地図は手に入れたのか?」


ニュン「ええ、手に入れるの苦労したわ。」


ユン「複製の件、よろしく。」


ニュン「分かってるはよ。」


そう言い通信を切る。


ニュン「はぁ~こっちでも子供の相手なんてね、やだやだ。」


そう言いまた魔法通信を繋げる、


部下A「ボス、此方のの手筈は整ってますぜ。」


ニュン「それは上々、あいつらたげだと失敗しそうだがらね。」


部下A「もしもの時の備えってやっですね。」


ニュン「ええ、手筈道理によろしく。」


部下A「へい。」


通信を切り口角を吊り上げニヤける。


ニュン「坊っちゃんの計画が成功しても、失敗しても、私の所に責が来る事だけは避けないとね。」


こうしてまた悪巧みが進行していくのだった。



ビュジ オーガ

生徒、1年6組、もと魔族の軍団長の家系、戦争時からやりたいし放題だったが戦果が有った為咎められなかった、終了後も態度が変わらなかったため降格された。


ユン ヒューマン

生徒、1年3組、もとヒューマンの軍団長の家系、豪遊で財産を食いつぶし、借金を権力で握りつぶしていたが、やり過ぎた為、降格された。


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