第47話 開幕!学園祭!

とうとう待ちに待ったであろう学園祭がスタートした。

僕は校舎に貼り忘れていたポスターを貼りに行っていた。

周りを見渡しながら歩いているとまたおいしそうなにおいもするし、展示している物も特徴があり、どのクラスも凝っているようだった。

昇降口に行くとたくさんの屋台が出ていた。焼きそばにフライドポテト、チョコバナナなど王道のものもあれば、珍しいものも並んでいた。


「せ~んぱい!!」


「し、静さんか」


海行った以来会っていなかったし、あの出来事が起こっているのも重なって冷静を保てたとは言え驚いてしまった。それと共に緊張が走った。


「なんですかその反応・・・」


「いや普通に驚いたんだよ」


「それにしては反応薄かったと思うんですけど!」


「いいだろそんなことは・・・静さんは何しに?」


「先輩に会いに来たんです!」


「は!?」


「そんな驚かないでくださいよ!言ったじゃないですか。覚悟しといてくださいって」


「そうだったな・・・」


忘れていたわけではないけどストレートに言われてしまうと上手く言葉が出ない。


「一緒に学園祭回りませんか?」


ここで断るのも変だよな・・・?


「僕の当番が終わってからなら少しだけ時間あるからその時なら」


「まぁ先輩も一応友達いますしね、大目に見てあげますよ」


なんでそんなに偉そうなの!?!?彼氏でもないよね!!いや彼氏でもそんなこと言ったらだめだと思うんだが!!!!


「一時くらいに終わるから一時過ぎに昇降口集合で」


「了解です!!あ!私のクラスに来てくださいね~」


「りょうかい、ってまた怒られそうだから早くこの仕事片付けねぇと」


僕は呆れながらも走り出した。



                          つづく


あとがき

最後まで読んでくださった読者の皆様ありがとうございます!!!

短くなってしまって申し訳ないです!!

新作に多大な時間を取られてしまいました(言い訳すな)

とはいえ必ず毎日投稿はしていこうと思うのでよろしくお願いします!!

では!また!  

                       立花レイ








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