ファンタジー職業で面白そうなのを見つけた。
五年ぶりくらいに図書館へ行った。
貸出カードの更新した。
ファンタジー系の本、主に資料になりそうなものを。
あとは複写用に、綿矢りさ先生の作品を借りる。
どうも最近、日本語が怪しくなってきたっぽいので、綿矢りさ先生の作品を丸写しして日本語の修正に取り掛かる。
で、資料本だが、小説に使えそうな面白い職業を見つける。
☆ 家庭教師:ガヴァネス
山北篤著『シナリオのためのファンタジー衣装辞典』より。
裕福な家庭で住み込みで働く、家庭教師のことを、「ガヴァネス」と呼んでいたらしい。
多分23歳。岡村靖幸的な意味で。
一九世紀後半から二〇世紀初頭の近代ヨーロッパでは、
「戦争や遠征先の病気によって、男性の死亡率アップ」
「植民地運営のために、海外へ移住する男性の増加」
「上流・中流家庭の晩婚化」
によって、未婚の女性が増えていた。
でも女性労働は下流階級が行うものであり、上流・中流の未婚女性が働くことはありえないという風習だった。
唯一、体面を維持して働ける職業が、家庭教師だけだったという。
カヴァネスは家族の一員として扱われながら、給料をもらっていた。
そのため家の男たちに興味を持たれてはならず、地味な服装を求められた。容姿端麗ではないことを要求されたという。
これええやん。
追放か婚約破棄された令嬢が貴族のキッズの家庭教師になるとか、よくあるし。
で、そこの男性紳士に見初められるとか。
貴族キッズに、魔法を教えるとかでもいいかもね。
☆弁当配達員:ダバワラ
服部直美著『世界のお弁当』より
インドのムンバイには、世界で唯一の弁当配達員がいるという。
彼らは、ダバワラと呼ばれている。
自家製弁当を、弁当箱ごと自転車に積んで、勤務先にいる顧客に届けるのだ。
インドは宗教が大量に存在して、慣習のために食えないものが大量にある。
そこで、家庭の弁当を間違えることなく運ぶ配達員が重宝されている。
ダバワラには、一一七年くらいの歴史があるらしい。
家庭から用意された弁当を自転車に積み込んで、弁当を他のダバワラにリレーをしていくのだ。
しかも往復して、各家庭の弁当箱を返しに行くのである。
個人的には、剣と魔法をぶん回す主人公の方がスキだ。
ただ、こういう職業を知っておくと、また別のストーリーが浮かんできたりとかして楽しめる。
みなさんは、どういうファンタジー職業がお好み?
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