「映画を早送りで観る人たち」の解説に震える

【映画を早送りで観る人たちへ②】「話が理解できない」→「分かんないから、つまらない」→「もっと分かりやすくしろ」→自分の頭が悪い事を認めずに怒りだす人急増中。【岡田斗司夫/切り抜き】


1:24~


を視聴してから読んでね。



 本著は、「映画などの映像作品がもはやコンテンツの消費になっていると、警鐘を鳴らす本」らしい。


 問題点として上がっているのは


「『わかりやすくしろ』と言われる」

「自分の頭が悪いと認めない」

「わからないは、つまらない」


 ジェンコの真木太郎さん、佐藤大さんのインタビュー話が、超怖い。


 2:36あたりの話も興味深い。

 3:06から佐藤大さんが製作委員会に言った言葉に対する、委員会側が言い放った3:14の返しは身震いした。


「製作委員会ってこんなことを言ってくるんや」


 とゾッとした。


 また、「わからないは、つまらない」の項目では、


「アニメ鬼滅一話の『自分を追い詰めていたはずの雪で助かった』シーンなどは、


「『助かった。雪で』というセリフは、マンガでは必要だ。が、本当はアニメでは説明過剰になる」


 ことと、「そうしないといけない理由」について、岡田氏は解説している。


「製作委員会の言う通りにしないと、鬼滅って成功しなかったんやな」


 とか、考えさせられる話だった。



 俺は個人的に映画倍速視聴は肯定的。


 また、本の要約をする動画チャンネルなども、倍速で見ている。


 倍速で見た方が、時間の短縮になるし、二倍勉強できる。


 ところが、「わかりやすくしろ」とかになってくると、別の問題だよなと思ってしまう。

 どこかで「消費になってないかな?」と悩む場面もある。


 だから映画の日など、月に一本くらいは等速で見るようにはしているが。

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