めちゃくちゃカンタンに、ランキング上位10%らへんに上がる方法

 コンテストに応募するだけ。以上。


 どこかの小説新人賞に、「規定を守った作品」をアップすればいい。


 完結作品だけが対象なら完結させる。

 文字数の下限は守る。

 推敲・誤字脱字チェック。


 面白さの基準は、コメントか読者選考に委ねる。


 一次落ちだったらフィードバックして、新作で再挑戦。


 ウェブ投稿だと、紙投稿と違って反応も返ってくる。

 鵜呑みにはできないが、参考にする程度なら作品に反映すると、より面白くなる。


 コンテスト下位で「読まれない!」と言っているのは、面白くないからだけじゃない。

「面白いかも知れないけど、読者にとって面白くできていない」

 ことが原因かも。


「読んでもらう戦略や知識が不足」

 してるからかも。



 ただ、オレが言っている上位とは

「全体的なランキングの上位10%」

 を差している。


 ほとんどの投稿サイトで言えば、だいたい1000~3000位前後くらい。

 オレはだいたい、この辺をうろついている。



 ほとんどの作家さんは、趣味で書いている。

 ランキングを気にせず。

 だいたい1万位くらいの人かな?


 ただ、ランク上位に入れない人は、

『「趣味全開の感覚で書いている」のに、「上位になれない!」と嘆いている』

 のだ。


 実際は、さらに上にプロがいて、その更に上にマルチメディア化しているプロがいる。

 日間どころか年間一位を争っている勢力だ。


 書籍化を狙おうとすると、彼らとも戦う必要が出てくる。


 そんな人らを相手に、「読者を無視した趣味全開の作品」が通用するはずがない。

 まず、「今の戦い方では通じないな」と肌で感じることが必要だ。



 プロ志望なら「コンテストの上位に行ってから」が勝負かと。

 オレでも未経験なので、それはちょっと勉強中。




 ただ、ジャンルなどコダワリに関しては、あまり気にしなくていいかも。


 あれだけウェブ界隈で鬼門とされてきた「日常の謎」がなろうで賞を取り、他のサイトでも数冊書籍化された。


 不利なジャンルはあるかも知れない。

 が、自分の作品が読まれないのを、ジャンルのせいにしないこと。


 自殺した友人をなぞって恋愛ごっこをする小説が書籍化された。

 その作品は、昔で言う「ケータイ小説」の「主人公がヒドい目に遭わない版」に思えた。

 恋愛にメリット感を求める現代の子に寄り添う感じのスタンスが、刺さったのかも知れない。


 ランク上位取りにしろ書籍化にしろ、


「どこまで読者を、どこで読者を面白がらせるか」


 の追求なのかな、と思っている。

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