「魔法を撃てる銃」と「杖」の違い

「銃撃ちたい」って言っても、

「異世界には杖があるぜ」

 と返される。


 他にも

「指輪やペンダントから魔法を撃つこともできますわ!」

「俺様は魔族! 触媒なんてなくたって、素手で出せらあ!」

「ただし魔法は尻から出る」

 などという意見も出そう。


 また、魔法と言ってもね、治癒とかバフ・デバフなど、攻撃魔法とは限らない。


 ではどうしようか。



「役割が違う」

 とすればどうだろうか。



 例)


・銃

 攻撃魔法特化

 威力をアップさせるため、理想の形状を模索したら、拳銃タイプの武器に。

 携帯性も抜群。


 詠唱不要とかな!


 ただし、応用が効かない。治癒とかできない。


 使用感としては「弓」に近い?


 オレの作品は、主にこのタイプ。

 魔法は「銃で撃つ人」と「杖で唱える人」とを、別々で存在させる。



・杖や指輪、本などの触媒


 万能ツール


 威力は低いが「人間でも楽勝で扱えるギリギリの魔法」を使用できる。

 ただし、威力はお察し。

 強い魔法を唱えるには、それなりの触媒も必要。

 作品によっては、詠唱も不可欠な場合も?(それが醍醐味なのかも?



・スマホやタブレット


 転移者が持ち込んだ。あるいは近未来設定で手に入れた(真女神Ⅳ的な)


 詠唱しなくても高速詠唱してくれるのが最大のメリット!

 ネット? を介して高次元存在とアクセスできるとか?

 悪魔と会話できるとか?

 ただし、使用者の生命力で動いているため、電気めっちゃ食うなどで、制限する。



・魔法武器


 魔法がこもった武器。

 古くから存在する武具に魂がこもった、「遺物系」。

 選ばれた人にしか扱えない。あるいは使用者が決まっている「登録系」。

 神や悪魔作、もしくは鍛冶屋が実験的に作った「人工系」。

 一時的に魔法でパワーアップさせただけの「即席系」。

 

 どのタイプかによって、威力は様々かも。

 能力が限定されているなど、デメリットも作りやすい。



・肉体


 己の肉体そのものが魔力のカタマリ。

 いわゆる全身凶器。

 うっとおしい詠唱なんて必要ねえぜブシャア!


 ただし、高次元存在だから人間を食わないと現世で肉体を維持できない?



 などなど、差別化をはかればイケるんじゃないかと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る