第10話
さぁ、幕は上がった。
腹を
頭は、
よーし!さぁて、それじゃ行こうか!
俺は心の中で叫んだ。
俺
「先ほどは失礼しました。
では、早速ですが灰薔薇さん、今回の件というのは、
妹さんを幸せにするために、私達に
灰薔薇さん…いかがてしょうか?。」
灰薔薇
「…ほうー、何を言うのかと思えば、妹を幸せに…ねぇ。
で、あんた、どこまで俺達の事調べたんだ。
何か弱みでもみつけたか?何も弱みなんか無ぇーけどな!。」
突然、灰薔薇の
しかし、俺は話を続ける。
俺
「灰薔薇さん、
灰薔薇は
灰薔薇
「なぁ、水宇羅よー、あんたよー、
なんの見返りもなしに、ただ、協力したいって…。ハハハ。
ボランティアじゃあるまいし、
俺達の世界にボランティアなんてものは、存在しないんじゃないのか?!。」
灰薔薇は、
しかし、俺は心の中で、「よし!イケる!。」そう言ったのだ。そして、
俺
「灰薔薇さんのおっしゃる通りです。我々は
灰薔薇は、然も当然だろうというように、呆れながら話す。
灰薔薇
「フン。やっぱりそうゆう事かよ笑。そりゃそうだよな。まぁ、いいや!で、なんの話だよ?!おぅ!。」
この灰薔薇の厳しく
俺
「灰薔薇さん、妹さんの
灰薔薇
「ほうー、よく調べたじゃないか…
かなり深く調べたようだな…。
まぁいい。
何故知ってる?どこで聞いた?とは聞かないでおこう。
…
確かに妹のことは、今の俺の
ただ…俺が関わってるとなると、妹は必ず拒否するだろう…だから…。」
灰薔薇は、少し
俺
「ですから灰薔薇さんは、一切
灰薔薇
「ふん、…ああその通りだが…なぁ、お前!俺の事どこまで調べたんだ?!。」
聞かないと言っていた灰薔薇だったが、
それに対し、俺は少し
ありきたりの言葉では、逆に、
俺
「…普通は、通常は一切言わないんですが…
今回は特別ですよ。
知ったことを話します。
灰薔薇さんと妹さんは、
ただ、灰薔薇さんが小学六年の時、小学二年の妹さんを連れて、施設から
施設の
ただの、変態カス野郎だった!!
灰薔薇さんは、ソイツの暴力の
小学六年になった時、灰薔薇さんは、とうとう我慢できなくなった。
ある日灰薔薇さんは、あらかじめ町工場で拾ってきた鉄パイプを用意し、施設長がトイレに立つのを待った。
そして、施設長がトイレで
ガツン!
その後は、ただただ、その鉄パイプで
そして、
その後は、街の
妹さんと
ある日、盗んだパン屋のオヤジに
それが、灰薔薇さんの組織のボスだった。
それからは、そのボスの所で世話になったんですよね。
しかし、逃亡していた灰薔薇さんと妹さんは、…とうとう捕まってしまった…。
その後、灰薔薇さんは少年院へ、妹さんは、
また違う施設へ…。
それから年月が経ち、少年院を出た灰薔薇さんは、必死で妹さんを探した。しかし、見つけられなかった。
そして、灰薔薇さんは
俺が話していると、
灰薔薇の目は
そして、
それを隠すかのように、灰薔薇は少し上を
コーヒーをすするのだった。
そして…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます