ク●ドラにエントリーしている中編小説『超異世界女型要塞【プルシャ】姉型』に、もうちょいだけ書いたぞ座談会

奈々「また、ちょい足し書きしたんですか?」

作者「ドラゴンボールの亀仙人の『もうちょっとだけ続くのじゃよ』をやってみたくてな……ク●ドラの募集要項だと6万文字以内なので、このくらいの文字数が妥当だと思ってな……これ以上、エピソード増やしたら6万文字を越えてしまうから、完結設定にした……とにかく、やれるだけはやってみようと」


奈々「なんか、今回のエピソードの中に別作品にも使われていた『イエイエ』って名前が出てきましたね」

作者「いちいち、名前考えるのが面倒くさかったのと。わりと気に入っている名前だからな」


【異世界〝ざまぁ〟について】


黒子「作中に出てきた異世界ざまぁって、なんか他の異世界ラノベで使われている〝ざまぁ〟とはどこか違うような?」


作者「自分的には〝ざまぁ〟で読者が求めている基本の定義は、不当な扱いや罠でパーティーを追放されたり、舎畜で会社を辞めさせられた中年が復讐する復讐劇だと──日頃から舎蓄や底辺カーストな読者が自分を重ね合わせてスッキリしたいのが一般的な〝ざまぁ〟だと思っているが……違うのかな?」


(リアルでは追放されたり虐げられていた者が反撃して成功するざまぁはマレ、大概は泣き寝入りで終わり)


作者「どちらかというと、自作品の異世界〝ざまぁ〟は、悪人退治の勧善懲悪モノに近いな……水戸黄門とか必殺仕事人とかワンピースのルフィとかマーベル映画みたいな、異世界モノで〝ざまぁ〟を求めている読者は、本質的には正義が悪を倒すシーンで、ストレス解消してスッキリしているんじゃないかな……実際にはできないから、リアルにやったら〝ざまぁ〟されたヤツが主人公にリベンジしてきて、エンドレスざまぁループのはじまりだぁぁぁぁぁぁぁぁ」


(必殺仕事人シリーズの最終回は、たいがい仕事人の誰かが死ぬ……それが〝ざまぁ〟の結末)


黒子「どうせなら、もっと血生臭いザマァにしてみては?」

作者「はぁ?水戸黄門のジジィが杖で悪党を撲殺するのか?遠山の金さんがお白州で逆上して、悪党を刀で虐殺するのか?それをやったら読者ドン引きだ!過激過ぎるザマァは先が続かないんだよ。二作目、三作目になると最近の読者は飽きっぽいからすぐに離れていく……それをやったら、〝ざまぁ〟から外れて、猟奇殺人鬼のサイコサスペンスだ」


奈々「次は何を書きます?」

作者「とりあえずは、心と体を何も考えずに休めたい」


座談会~おわり~

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