第34話 だめなとこ直すって、なかなか自分ではできないものよ

 一等法務官はすぐに予定を空けてやって来た。

 いつでもいいとは言ったけど、そんなフットワーク軽くていいのか。仕事とか大丈夫なのか。

 飛脚が「今から行きます」という書状を届けてくれたのはいいが、準備する時間がギリギリだ。


 連日のパーティー連続四日目、パチスロでいうとちょっと負けを取り戻せそうな連チャンの合間を縫う夕暮れに、一等法務官ベイル・マーカスは訪れた。


 法務官なんていうと口うるさい役人の筆頭なんだけど、一等と頭についたらとんでもない大物だ。それこそ、皇帝陛下との面会だってすぐできるのが一等法務官なんだから、日本で言ったら総理大臣と陛下に顔パスな役職ってことになる。

 バスタル法務官は最初から気を遣ってくれてるし、正式に臣下ってことにしてもらったからそこまで緊張しなかったけど、今回は出迎えからちゃんとねえと。

 急遽歓待の準備をすることになりドタバタして、俺とマリナちゃんは正装に着替えて待っていた。

「こんなにすぐ来るものなのね」

「普通は何日かしてからだよねえ」

 ガラル氏にはゴンさんルートで伝言を頼んだ。調査をとりやめてすぐ戻るということになったから、とんでもない大物の証拠だ。

『走って戻るって言ってたよ』

 ガラルさん、速いんだよなあ。

 忍者走りとかしてるんだろうか。俺の好きな忍者は天膳様だ。前世はパチスロでお前が強すぎた。頑張れ弦之介。

『忍邪って帝都にいた時にいたあいつだろ』

 アニメとパチスロの話だ。なんでこんな下らないことばっかり覚えてるんだ俺は。前世でロクなことしてねえ。もっと勉強してりゃぁ産業革命とかできただろう。あーあ、失敗したなあ。

『全然本気じゃないだろ、その後悔』

 うん。

 だって、時間を戻せても勉強なんて絶対しない。同じようなことするだけだ。いや、とりあえず貯金してビットコインを流行る前に買い込むくらいだな。

『そういうとこは理解してるんだなあ、アランは面白いよ』

 これは褒めてないな。

『分かる?』

 そりゃあこんだけ毎日一緒にいたら分かるぜ。

「もう、いつもゴンさまとばっかり話すんだから」

 ちょっとスネたマリナちゃんが、俺の足を軽く蹴る。このコミュ症めが。かまってほしい時、俺にだけこういうことをしてくる。マリナちゃんは可愛いので許す。

『オレは?』

「ワカメくらいなら……。でも、今は出すのやめて」

『えー、それはやれってことじゃないの』

 ポケットにワカメ突っ込んでる大貴族がどこにいるんだ。そのワカメをどうするんだ。小腹が空いたら食うのか。

『ぶはははは、それは見たい』

 やめて。

 小腹が空いた時にワカメにいくのはカニとかチヌだろう。せめて火は通させろ。

 と、馬鹿馬鹿しいことをやってると、使用人が到着を知らせてくれた。

 玄関にやって来たのは、薄汚れた騎士装束の中年男だ。

「お初にお目にかかります、一等法務官ベイル・マーカスです」

 ベイル・マーカスさんは礼儀を完全に無視した挨拶で、頭を下げた。

 神経質そうな顔つきで、目元に怜悧れいりな印象がある男だ。びっくりするような男前ではないけど、若いころはこういうの好きな女からモテただろうなあ。

 騎士ってよりは切れ者な銀行家って感じで、騎士服が全く似合っていない。

「アラン・マドレ・ドーレンです。こちらは妻のマリナ、よしなに頼みます」

 これで挨拶はよかったんだっけ。爵位的にはこれくらいでいいらしいけど、詳しいことは分からない。長くて覚えられないし、まだ勉強中だ。

 マリナちゃんが尻をつねるので間違っていたらしい。いたいって。

「立ち話もなんなんで、こちらにどうぞ」

 非公式だしこれくらいでいいじゃないか。マーカスさんだって普段着だぜ。

『またヘンなニンゲンが来たなあ。これは珍しいぞ』

 ゴンさんも認めるヘンってことは相当じゃないか。

『アランに分かるように言うと、足が二十本のイカみたいな』

 全く分からんけど、釣れたら驚く。というか足が二十本て、環境汚染とか核の炎に包まれた後のやつじゃないのか。

『お、核融合とか知ってんの?』

 まあ知ってる。発電するんだ。詳しいことは知らないけど。

『へー、人間は面白いなあ。あれをお前ら程度がやり出すっていうチャンレンジングさは評価できるよ』

 子供に銃を持たせる感じだろうか。

『んー、もっとヤバいけど、お前らがいいならそれでいいんだぜ』

 いつか核の炎に包まれて、モヒカンが大流行してバギーに乗って略奪する未来もあったかもしれない。

『そんな健康的じゃないだろ。だけど、生き物はそれでいいんだよ。見つけたもん使わないような生き物はどこにもいけないからね』

 海はそういう感じじゃないの?

『違う違う。あれはあれでし烈よ。それがいいんだ』

 全く分からないけど、ゴンさんにはなんか色々とあるし、分からないけど説得力はすげえぜ。

『よせやい、照れるぜ』

 はっ、また関係ない会話に夢中になってた。

 マリナちゃんを見ると、なんとなく察してくれてる様子だけど、ちょっと不機嫌。ゴンさんとは声出さなくていいかわりに二人会話だから、蚊帳の外だとマリナちゃんはスネる。あー、もっと可愛いとか、愛してるなんて伝えないとなあ。そうしないと、安心できなさそうだし。

『アランのそういうとこ、女の敵じゃね?』

 ギャルっぽく言うな。

 そんなことない。マリナちゃんには安心してほしいだけだ。

 しんどいからな、みんなどっか消えちまうとか、いつか一人になるとか、そんなこと思って生きてんのは。

 分かるぜ、俺もそうだった。だから、女とかポイ捨てするヤツだったんだぜ。

『急に連絡とらなくなって理由も無いのに捨てるタイプだろ』

 それだ。

 マリナちゃんと結婚するぜってんった時、みんなにめちゃくちゃ怒られて、ようやくそういうのがよくないってことに気づいたよ。前世は、そんなこと考えもしなかった。

『思い出しても痛くなくなったか』

 思い出は痛いよ。それとは別の意味でもイタいヤツなんだけど、今は思い出せるし考えられる。マリナちゃんのおかげさ。それに、システィナさんも。

『うわぁ、諦めたはずの女が出た』

 仕方ないだろ。

 ゴンさんはそういうトコほんとに女側なんだって。男はそういうもんなんだよ。

 そんなことをしている内に、目的の防諜設備付きの部屋に着いた。

 ゴンさん、悪いけどちょっと静かにしててくれ。

『約束はできない』

 努力してくれると信じよう。

 ソファに向かい合って座るという形で腰を落ち着けて、茶菓子とお茶を出した。

 ベイル・マーカス法務官は「では、遠慮なく」と言って、本当に遠慮なく茶菓子を口に入れて茶を飲む。

 使用人の入れてくれた茶は極熱ごくあつで、口の中がズルズルになるような熱湯だ。

 トリアナン名物バカ熱茶あつちゃである。これほんといい加減にしろよ。最初は俺も京都風マウンティングかと思ったくらいの熱湯ぶり。さっきまで沸騰してたようなヤツだ。

「トリアナンの茶には、慣れましたか」

 苦笑いでマーカスさんが言った。

「ドーレン領が地元なんですけど、トリアナンのお茶、おかしいですよね」

「はは、私もこっちに着いたばかりのころは難儀しました」

 意外に世間話もイケるタイプと見た。

 こいつ無自覚でモテるタイプだな。うわあ、気に入らねえ。こういうナチュラルモテ男が羨ましい。でも、結婚指輪をしてないから独身だな。こういうタイプは一回失敗したら独身が長いんだよ。

『人のこと言えないだろう』

 そんなことは無い。マリナちゃんがいる。

『ワカメ出していい?』

 今の返答はゴンさんの琴線に触れたようだ。なんだかんだでゴンさんも成長していて、問答無用に海の幸を出さない気遣いを覚えてくれた。

「それで、どんなことがあったんですか?」

 前置き無しで尋ねてきた。せっかちだな。

「実は……」

 午前中にあったことを、そのまま話した。

 マーカス法務官は真剣な顔でメモを取っていて、細かな部分を時折尋ねてくる。人のいる通りだったかとか、教授の足の速さはどうだったかとか。

 事情聴取という感じではないが、びっくりするほど真剣だ。

「ってことがあったんですよ。魔法とかそっち系だと思うんですけど」

「なるほど。侯爵閣下、少し整理してもよろしいですか」

 メモを読み返しながら、マーカス法務官が続けた。

「私も、実を言うと幽霊をそのまま信じている訳ではないのですよ。最初に、魔法による目くらましや幻術の可能性を考えましょう。人影で誘導するところまでは、効率的ではないですが魔法による罠の可能性はあります。実際に、詐欺事件でも使われたことがありますし。ですが、離れた場所から誘導するというのは、かなり高位の魔法と仮定しても無駄が多すぎるし確実ではない」

 そこでいったん言葉を区切って、ベイル・マーカスは温くなった茶を一口やって喉を湿らせた。

「気になるのは、途中から侯爵閣下はそれを『赤いもの』と認識して、シオン教授は母と認識したままだったというところですね。観測者により姿を変えるというのは、幽霊の特徴です」

 隣に座るマリナちゃんがビクっとした。

 同席させたの失敗だな。怖がってるし。

「さて、最後に存在しない路地ですか。危険を感じたのは侯爵閣下ですか? シオン教授はどうでした?」

「あ、いや、その辺りは詳しく聞いてないですが、多分、教授はそういうこと感じてなかったんじゃないかと思います。俺にははっきりヤバいと感じられましたけど」

 マーカス法務官はメモに何事か書き込む。

「幽霊だと仮定すると、その場所は相当に危ないところでしょう。私が別で聞いた話ですが、こんな話があります」

 マーカス法務官は、その話というのを語り始めた。



 帝都で懇意にしていた仕立て屋から聞いた話です。

 得意先へ配達に行く通りに、何年も前から閉めたままの店があったそうです。

 そんなに良い立地でもないので、借り手がつかないのだろうと思っていたそうなんですが、ある時に店が開いている時に通りがかったそうです。

 これといって特徴の無い昔ながらの菓子屋で、人のよさそうな中年の女が店番をしていました。

 ちらっと見た感じでは、子供向けから贈答用までごく普通の品ぞろえの何の変哲も無い菓子屋だったそうです。

 急ぎの仕事の合間ですし、仕立て屋は元々からして甘いものが好きではないそうで、立ち寄るということは考えなかったんです。

 毎回という訳ではないのですが、時折開いているのを見かけるというもので、なんとはなしに商売気の無い店だと思っていたとか。

 ある時に、菓子屋の店番に声をかけられましてね、よく顔を見かけるのでよかったらと、売れ残りだという飴をもらうことになりました。

 店番の女というのは、ニコニコした、気の良いおばさんという感じで、甘いものは苦手だと断れなかったそうです。

 そういうことで店に帰ったんですが、甘いのは好きではないし仕事仲間にくれてやったんですね、その飴を。

 仕事仲間というのは甘いものに目が無い男で、いたく感謝したそうです。早速、一つ口に入れると、目を見開いて美味いと言いましてね。よほど美味いのか、「美味い」「美味い」「こんな美味い飴は食ったことがない」そればかり言うんですよ。

 仕立て屋も、そこまで美味いというなら気になるじゃないですか。あげた矢先ですが、一つ分けてくれと言いました。

 そうしますと、その仕事仲間は絶対にやらないと、こんないいものはあげられないと断る。それなのに、売ってた店を教えろとしつこく聞いてくる。

 こんなに浅ましいところがあるのかと仕立て屋は呆れました。なんだか話すのも嫌になって、店の場所を教えてやって話を打ち切ったそうです。

 そうしたら、すぐさま買いにいくと店を飛び出していったと。ここまでは変な話でしかないんですが。

 翌日から、その同僚は仕事に来ない。何日も何日も姿を見せない。姿を消してしまったそうです。

 菓子を買いにいったまま、家にも帰らずそれきりですよ。

 仕立て屋は菓子屋が何か知っているかもと店に向かったんですが、そこは空き家だったそうです。店が開いていたとは信じられないくらいに荒れていました。

 近所の人に聞いても、何年も人の住まないままだと言っていますし、昔は菓子屋だったのかと聞いてみても、ここは昔から空き家で菓子屋だったことなど無いという話でした。

 今も、その男は見つかっていません。

 それきり消えてしまったんですが、菓子屋にいったことは間違いないんですよ。

 私も実際に調査してみたんですが、建物の持ち主は分からずじまいでした。ただ、菓子屋であったことは一度も無い場所なのは間違いありません






 なんちゅう厭な話をするんだ。

 オチもなんにもない話なのに不気味で、そんな話なのに最後まで人に聞かせられる力のある語り口は話芸わげいの域だ。

 異世界漫才の次は、異世界怪談師か。

 もっとこう、ファンタジーっぽいの無いのか。ほら、妖精とかそういうヤツだ。

『この次元での妖精は死んだから、もう出てこないよ』

 またいらん知識が増えた。妖精イズデッド。ロックンロールだけにしとけ。

 カチャカチャという音がして振り向くと、隣のマリナちゃんがお茶を飲もうとしていて、カップを持つ手がぶるぶる震えていた。

 めちゃくちゃ怖かったんだろう。すでに涙目だ。

 マーカス法務官は語り終えて、ほっと一息ついていた。こいつ、この話芸やりたかっただけじゃないのか。

「こういった話は他にもありましてね、無いはずの場所、いえ、存在しない空間というのは人を攫うのですよ。帰ってきたという話も、あるにはあるのですが、どうにも後味が悪くて怖いものです。その路地には入らなくて正解でしょう。それが、幽霊や怪異によるものと仮定しての話ですが」

 研究者的な語り口は、外見の印象と同じように怜悧だ。

 どこか狂気的で、こういう男が好きな女ってたまにいるなあ。特定の層にだけモテるだろう。

『アランの感想そればっかりだな。モテは関係ないだろう』

 ある。

 カッコイイってことは全てに優先される。モテだけが基準じゃないけど、関係あるんだ。

『それ、ちょっと面白い。オレは好きだな』

 分かってくれたか。ワカメは後にしてくれよ。

『ワカメを出すほどじゃない』

 厳しい。

 男の美学ってヤツは、ゴンさんにはまだ早いか。

「マーカス法務官、こういうことって突然起きるものなんですかね」

「……だいたいは突然ですよ。兆しがあることの方が珍しい。侯爵閣下」

 俺はそこで口を挟んだ。

「閣下はよして下さい。今日は仕事で呼んだ訳ではないんで」

 少しだけマーカス法務官は驚いた顔をした。

「では、どのようにお呼びすれば?」

「アランでも、ドーレンでも」

「それはなんとも、難しいですね。では、侯爵と呼びましょう」

 あんまりよくないんだけど、こういうのにも慣れないといけない。

「じゃあ、それでお願いします。これって、なんかお祓い的なものは必要ですか?」

「さあ、そういうのは信じていないので」

 うーん、どういう人なんだ。

 怪談好きなのは分かるけど、信じてはいないのか。それにしては、怪談の語り口から今の態度にも情熱がありすぎる。謎だ。

『こいつ本当に珍しいよ』

 ゴンさんが言うくらいだしなあ。

「侯爵、よろしければシオン教授にも話を伺いたいのですが、よろしいですか?」

「ああ、大丈夫ですよ。紹介します」

 そこで話を区切ろうとした時、ドアが開かれた。

 ノックも無しに入ってきたのはガラル氏だ。

「なっ、ガラルか、どうしてここに」

 と、驚くマーカス法務官。知り合いなのか。

「久しいですな、法務官殿。大層出世なさったとか、それに耳講奇譚集も読ませて頂きましたが良いものでしたよ。坊ちゃん、先ほどまでの話ですが、どうにも原因らしきものがありそうですぞ」

 それはいいんだけど、ノック無しなのよくないだろ。

 ガラルさん、そういうとこ自分勝手すぎるよ。でもなんか納得しちゃう感じがあって強く言えない。俺、侯爵なんだけど、言えない。

『言えよ、そこは』

 言いづれぇ。

「ガラルさん、……その原因ってやつ、とりあえず教えてもらっても」

「あなたっ、少し黙って」

 マリナちゃんが大声を出した。そして、続けた。

「ガラルっ、主人たる侯爵の話を遮り、会談の場に割って入る非礼、なんと心得ています」

 マリナちゃんが言った。

 すげえぜ。

『今のはアランが悪い』

 え、いや、確かにそうなんだけど。

「アラン、あなたもですっ。臣下に礼を教えるのは主の役目です。マーカス法務官への非礼、公式の場であれば面目も立ちません」

 非公式って言い切ることで、マリナちゃんはこの場を不問にしてとお願いしてる。

「奥方様、これは趣味の茶飲み話。私が時間を割いて頂いておりますゆえ、非礼にはあたりません。しかし、お心遣い痛み入ります。侯爵閣下はお若い方です、それ故のものもありましょう。私にはお気遣いなく」

 マーカス法務官が助けてくれた。でも、若いから仕方ないって結構ひどいな。

『お前は一回怒られろ』

 ゴンさん、こういう時にだけなんで人間社会のこと理解するのよ。

『そういうのいいから』

 厳しいぜ。

「ふむ、坊ちゃん、奥方様、そしてマーカス法務官。礼を欠いておりましたな、このガラル、お詫び致します」

 ガラル氏の言葉は全然謝ってないけど、普段は絶対こんなこと言わない。血の雨が降っても言わないのがガラル氏だ。

 すげえ、すげぇよマリナちゃん。

『お前もいい加減にしとけよ』

 反省します。

「ガラル、謝罪を受け入れるよ。奥方様、侯爵もこれでこの話は終わりとしましょう。それでガラルよ、原因というのは」

 マーカス法務官、人間ができてるなあ。話題を変えてくれた。

「サーリー女史が原因やもしれません。坊ちゃん、この場で話してもよろしいですかな」

 マーカス法務官も巻き込んでしまおうか。

 さっきは人間ができていると思ったけど、違う。マーカス法務官は怪談話を聞きたいだけだ。この興味津々のイイ顔を見たら分かる。

 会ってすぐだけど、ちょっとイカレた人だなあ。

『アランが言ってもなあ』

 うーん、それには反論できない。

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