カクヨムでPVを増やす試行錯誤録 破
■『精霊さん~』は近々エタる
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さて、『精霊さんたちとの日常ノート』の更新がとまり、別作品(ワールドラッシュ!!)を書き連ね、やがて5月。ゴールデンウィークを迎える頃です。
120PVほどだった『精霊さん〜』は、300PVほどに近づいていました。
この頃には、後追いで書いていた『ワールドラッシュ!!』が200PVを越えていて、『精霊さん~』を追い抜くのかなと思い始めていました。
どんぐりの背比べですね。(#残酷描写)
しかしまだまだどちらの作品も熱意自体はありまして、キャッチコピーを考え直してみよう、タグを整理してみよう、あらすじを整理してみよう、Web小説の文化にあわせた改行にしてみよう、企画に乗ってみよう、と試行錯誤していたのを覚えています。
けれどそんな簡単にアクセスが改善されれば、誰も悩みません。
結果としましては、このときはまったく影響がありませんでした。
こうなってくると、様々なネガティブが頭を巡るのですね。
『精霊さんたちとの日常ノートはやっぱりダメだったんだ』
『淡々としたなんでもない話は自分だけが好きなんだ』
『もう転生させるか? ラブコメ? いや、うーん……』
正直に言いますと、『精霊さんたちとの日常ノート』は "エタる" 未来が近づいていました。
書きたい話はあれど、これはもう、ひとに読まれることはないのだろうと。
そうして『精霊さん~』の優先度を、一度は極端に下げたのです。
ええ、自分でも忘れてしまうほど。
■ある日、光り続けるスマホの画面
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みなさんはコロナの影響を受けているでしょうか?
わたしはというと、3月末からはじまったリモートワークが、この8月現在も続いています。
さて、事件は5月30日。仕事に集中をしていたときでした。
放り投げた私用のスマホの画面がうるさく光るのが目にチラつきました。
しかし仕事が落ち着いてスマホを開くと、大量(※@waca比)のカクヨムからの通知が届いていたのです。
ついにみんな『ワールドラッシュ!!』の魅力に気づいたか~! と馬鹿なことを考えていましたとも。
そしていざ通知を読んでみると、どういうわけか、どの応援通知も、どのブックマーク通知も、全部が『精霊さんたちとの日常ノート』だったのです。
さっぱり意味がわかりません。
放置をして、メンテも怠り、忘れるほどだった作品が急に人の目に触れだしたのです。
この5月30日単日の『精霊さん~』のPV数は100に迫っていました。
■調査
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これは夢だ、そうでなくとも数日でおさまるやつに違いない。
そんな風に思ってやり過ごしながら迎える6月8日。
『精霊さんたちとの日常ノート』は1000PVを迎えたのです。
どこで人の目に触れ続けているのか。さすがに気になりました。
すでにカクヨム内でもたくさんのノウハウが書かれていますので、それっぽい記事を検索かけて読んでいきます。
タグのランキング、注目の作品、ニコニコ広告、他作者さんに書いたレビューからのアクセスの可能性、Twitterや外部サイトで実は紹介されていないか、Google Analytics にヒントはないか……まさか、カクヨム通信とかいう(当時知らなかった)ものに妙なジャンルのランキングでのったとか……!? などなど。
その時点で知っていたこと、一般的にカクヨムでやっておくべきこと、のようなことを何日かかけて調べていました。
しかし残念ながら、直接の原因となったであろう情報にはまったくたどり着けませんでした。
それでも根気強く調べました。
すると、ありました。
それは、PVに悩んで、PVの増やす方法を検索しているかたの多くの人が、きっと見落としている記事でした。
■見落とされがちな読者誘導線『関連小説』について(あさかん様)
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https://kakuyomu.jp/works/1177354054883409598/episodes/1177354054891622185
引用:❝私のように更新をしておらず、TOPページに全く表示されてなくても他の執筆系、カクヨム考察系の作品が読まれていたら、その関連小説の導線から私の作品に辿りつくご新規さんがいるということなのですね。
そして私はこの『関連小説』の導線力の強さが半端ないことを身を以て体験しております。❞
実はあさかん様、ほかにも収益化についてや「なぜ読まれないのか」などの記事も書いていまして、そういった記事は5000PVや8000PV、文字数についての考察などは20000PVを獲得している方なのです。
おそらくPV数や書き方に悩む方であれば検索からアクセスしたことがある作者さんだと思います。
そんななか、今回ご紹介する記事『見落とされがちな読者誘導線『関連小説』について』は、440PVです。(8月時点)
注目ワードから外れている、目からウロコの記事でした。
(悩まれている方は、ぜひいろんな記事をお読みください。)
最初に読んだときは「いやまさか。関連小説欄とか見ないし、スクロールですっ飛ばすものでしょう?」と思っていたのです。
そもそも、わたしは3ヶ月他の作品を読んできていたにも関わらず「関連小説」欄があることすら、まともに認識していなかったのです。
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