第45話 見舞

昼休み

伏野は次石にあることを提案されていた。


「学級委員のお見舞い?」


伏野はそう呟いた。

この1年D組の学級委員といえば、入学してから数日後に足を怪我して、入院していたことが有名であった。

伏野もそれが原因で嫌な記憶があるのだが。

次石はそんな伏野の様子を気にも止めず話を続けた。


「うん。けど、お見舞いというより、学級委員が伏野にお礼したいんだって」


「まぁ、行くけど」


「よし!今日の放課後空いてるかい?」


「一応、空いてるぜ」


「じゃあ、早速今日向かおうか」


次石のその言葉で伏野達は放課後病院に行くこととなった。

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