第二話三怪の子供達と奴隷兵団と海怪獣、田舎に現る!


ゾンビパウダー、死者を蘇生させると言われた粉末、それは死霊魔術の分野ではなく、正確には洗脳という分野になる、廃人化した人間に投与する事で何でもする奴隷となる。


サヴォイ家は、麻薬・アルコールを使ったマインドコントロールにより人間を廃人と化し、『何でも命令を聞くロボット人間・ゾンビ人間』を使いテロ・暗殺を企てる陰謀家だ、彼等もゾンビパウダーを使用しているという、イラン・コントラ事件において、ブッシュ大統領一族とロックフェラーの部下としてイランへの武器密売を担当したドディ・アルファイド、その婚約者で英国王室に反旗を翻した元英国皇太子妃ダイアナ。この2名は「自動車事故」の形で口封じのために暗殺されたが、暗殺直前に宿泊していたのは「名門ホテル・サヴォイ」で、ダイアナとドディを乗せたまま暴走し壁に激突、大破し、この2名を暗殺した車のドライヴァーは、麻薬とアルコールで精神錯乱=マインドコントロール状態にあったサヴォイ家の下僕である。


軍隊において、単なる「資金繰り」を行うロスチャイルドと、軍の指揮権を握る一族の「どちらが地位が上か」は、明白である。


歴史の表舞台に出てくる者達は常に下っ端である、かの平一族でさえそうだった。


そんな『真の陰謀』に関わる者、片方は今も隆盛があり、片方は没落をしている。


それでも『血は力なり』、霊的要素は魂、精神に依存せず、交配した肉体にもそこから補われる、その交配した肉体は何も一回のセックスによるものではない。


他の男性の出した精子、精気はどんなに避妊をしても膣内に残る。


古来、神聖娼婦と呼ばれる者がいたのはその精気を注がれるたび霊的に高まるとされたからだ。


始まりの帝王、世界王サルゴンはイシュタルの神聖娼婦と交わり生まれて、また古代メソポタミア王ギルガメッシュは神聖娼婦の男婦エルキドゥと交わるごとに更なる英気を養ったと言われる。


やがてそれらが悪魔化された、禁欲主義のユダヤ教、キリスト教、イスラム教があったのは今でもあるヤリマンの女と交わる男の子供は優れた存在になるという形であろう。


逆に遊郭が生まれ、苦界で娼婦を逃がさないようにして花魁が結婚相手として尊ばれるのは彼女達も霊的な要素が延びていったからだろう、ジャンヌ・ダルクが魔女扱いされたのはこういう事をしていたから伸びたとされた、そのような『裏ルール』は明記されない、唯一明記されているといえば『バビロンの大娼婦』、彼女は神聖娼婦の悪魔化だ。


日本史においては伊勢の歩き巫女、望月千代女といった者が有名であり、くノ一が処女から非処女になるにつれて霊的に力強くなるというのもあながち間違えではないだろう。


これは男の精力的な部分もやはりそういう繋がりがあり英雄色を好むのも当然である。


セックスカルトが増えていき、立川流密教が日本では有名だろうがそれも生まれて当たり前である、だがこれが忌まれるのは性的退廃があり、性虐待が盛んになるからである、この側面は当然、言わなければならない。


その男が恋した女性も分かりやすく言えば淫売である、厳格な家庭、優秀な兄、バイクは彼女を遠いところまで連れていき………


恥辱と痴情に揉まれる事となった。


それを助けたのが今の夫である。


「ヤリマンとヤリチンの子供はものすごいことになるんだろーよ」


マスクをしたプロレスラーのような体型をした男、彼は慰安婦の母を持つ在日朝鮮人であり、戦後はプロレスラーとして活躍した、アパート屋上よりもう一人の男、中性的な容姿を持って刀を持った美少年と共にいた。


「種違いのよりも元ザイクスサタン八人衆の一人にして元立川流密教からすら破門されたペドフィリアバイセクシャルの父、走り巫女との間に生まれた僕は最高だ」


「だろーよ、俺様の父ちゃんとアプレゲェル世代で活躍した大阪三怪の一角だからな」


「あの叔父さんも最後の三怪の息子だ」


「………つまり?」


「親世代の禍根は子世代に受け継がれるのさ」


「だろーか」


その下の一本道の道路の右と左には兵力の差があった、右には一人、左には大勢。


これより始まるは孤軍奮闘なのであろう。


「「「「暗黒大帝ダークマスターの魂奪わせてもらいいただくぞ!」」」


虚ろな眼をした奴隷兵ゾンビ達もがやや間違った日本語を一斉に叫ぶ。


「俺のは必ず守る!」


彼はそう言い切った、そして彼は殴りかかる、張三李四に中国式ゾンビパウダーで使役された身である彼、兵力は違う、だが使役する経験は違う、その使い方もまた違う、何より駒が違う、戦場が物量に変わってなお、最後に物を言ったのは火力、とにかく火力。


「グオラァアアア!!」


絶叫そして突撃、アパート屋上の二人はそれを見て喜ぶ、なんだやっぱり同じだ、と。


「どうする?加勢するか?」


「いや、いい………」


彼はアパート屋上から後ろに跳び跳ねてそのまま落下した、その先にいたのは張三李四、彼は使役された動きだと看破していた。


そして、その使役主の元に感覚で行く。


「あら?誰です?」


「それはこっちの台詞だ!」


「誰でも良いじゃないですか」


「彼が可哀想だ………今すぐ解放しろ」


「無理ですねぇ」


何故なにゆえ!」


の意見が尊重される、私はいつだって、


「彼?王?誰だ?」


「上を見てごらんよ」


四階の裏の窓から落下する少年。


彼は樹を全身から溢れだした。


その枝を全て剣士は斬っていく。


そのままズボンまでバラバラにする、彼にとって、そのような所作はよくすることだ。


彼はショタコンである。


その一物は旗から見ればただのちんこだろうが木の張形となっている、なので残念がると同時にそれを切り抜こうとした。


「空蝉!」


背後に回られる事は剣道を始めてから一度も無い経験だが、彼はそれを初めてされた。


目の前の存在が木そのものになり、地面に根っこが張られてそのまま木が後ろから生えた、その芸当を木遁・空蝉の術と言う。


回転斬、自分の廻りを一周するように剣を薙ぎ払う、それでその存在に攻撃を与えた。


「ガッ!」


「ちっ、これが全裸の少年だったら拙者はもう我慢が出来ないところだったのだがな」


「僕は男だよ?」


「バイオテクノロジーによる女性から男性への性転換技術はまだ無い、呪物を膣にいれてそれをもってちんこと化させると言う!」


その叫び声は明らかに怒りをにじませてる。


「あ、自分は男装の令嬢です」


張三李四の服装は飾り気の無い青いスーツだが特注かつオーダーメイドらしく、胸以外の部分は張三李四の体にフィットしている。


「知っとるわ!ボケが!」


そのアパートの裏側でのツッコミの傍ら、アパートの表側では一人の方が勝利した。


「無双!これでこそ我が敵!!」


マスクをしたプロレスラーがアパートの屋上から地上に降り立ち、タックルを開始した、それをナックルハンマーで一撃で沈める。


「ゴガァッ!」


その時間にして0.9秒後の断末魔。


「………残りがまだ一匹いたか………」


彼は呟き、アパートの自宅へと帰っていく、その惨状は当然、無かった事にされる、彼ら動く時、周辺住民への記憶処置とメディアの情報操作は同時にされる、だが失敗した。


浜名湖、そこには巨人がいた、ただの巨人ではない、背ひれ、尾ひれ、鱗、エラ、魚のような特徴、北欧神話にエーギルという海の巨人がいるがその比較神話学、世界中の神話同士で相似点がある、という話であろう。


日本神話において海幸彦は豊玉姫は八尋やひろもある巨大なサメを孕ませた。


その様を見た海幸彦はそこから去った、人魚姫と孕ませたという事実は変わらない。


闇の領域ダークゾーンより外れし我が遠い親戚よ、しかし闇は闇を呼ぶのだ、ぶはははは!」


エーギルが書かれた古エッダ は17世紀に発見された北欧神話について語られた写本で9世紀から13世紀にかけて成立したとされているため古事記成立よりは新しい物だ。


比較神話学は実は世界中の神々の呼び方の違いや別の名前、起源であり果てであるとされるためである、その日本の忌み子の魚人の末裔が北欧にたどり着いて神話とされたら。


エーギルの父は巨人フォルニョートで独特な伝説上の系譜の伝承に従うとノルマン朝を開いて現在のイギリス王室の開祖ウィリアム1世の最古に確認できる直接的な父祖だとされている。 多くのヨーロッパの高貴な一族の分家や、現代のアイスランド人の家系を他の想像上の子孫を通してさかのぼった末の祖先とされているのである、そういう血筋だ。


魔の三角海域バミューダ・トライアングルには近寄るな、何故、そこで飛行機が連絡を途絶えるかと言えば彼等の巨体に機体がぶつかってしまうからというのが事実だ。


「………な!なんだ!これは!」


未確認生物発見した自衛隊空挺隊、海上保安庁の巡視船はその有り様に驚愕する。


深い霧がそこには何故か存在した、何かがいた、だが、霧が晴れた時、そこには何もいなかったとその記録はそっともみ消された。

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