第264話 後後139 匕王の離宮とか、いろいろな弟子入りとか、移住者達とか、、


もふもふが盛況なので幸せ感満杯なガク。

今日もきょうとて朝からもふりまくりでは無くトリミングまくりだ!


まぁ、兵士たち=おっさん達は日頃の手入れもろくすっぽしていなんでムカつくけど。

でもやりがいはあるけど、、



ガクがそんなこんなしている間


日のいずる国国王夫妻はいつの間にか転移で王都に行って、

小館に離宮を建てる許可貰っていた。

で、国で最も腕の良い職人達を集め、

「お前たち。今この世界で最高の職人の元で仕事をさせてやる。こんな機会は二度とないだろう。腕を上げてかえって来いよ!!」

「「「「「「はっつ!!」」」」」」


熊には将軍から手配してもらえるようお願いしてある。そういう細かい筋も通す日のいずる国王であった。自国で苦労しているからねぇ。


一応、遠慮して川向うにした。迎賓館の並びで、西側におおきく敷地を取り、迎賓館の陰にならないようにし、でも川を庭に入れるように。

あとは熊に全部おまかせで。

日のいずる国から来た職人たちは熊の一挙手一投足まで観察している、、

(なんか、やりにくいな、、)熊

うん、最初だけだろう


熊、こんどはどんなん作るんだろう?

皆密かに楽しみにしてる。



ガクはそれを聞いても、というか、さすがだなーと思った。川向うにするとか、日のいずる国王らしい配慮だ。やはりそこらへん二目も三目も置くべき人だなと確信深めた。

泉さんに言ったら、泉さんも、あの王様はアレだけど、アレ以外のところはさすがだなぁ、、と。


後々それを聞いた領主様。

・・・・だって、、わし、、領主だし、、、

同、王様。

・・・・だって、、わしの、国、だし、、、


いや、言い訳言わないでいいから、自分ちなんだから離宮(王)や別荘(領主)を村内に作るの当然だから!!ちゃんと村長に言って作ったんだからっつ!!

そこまでガクになにかあるのだろうか?2人とも?!


で、

夫妻は離宮ができるまでお仕事してきます、と帰っていった。どこで、とか言っていなかったんで、自国含めたいろいろなんだろうなぁ、、と思った。


夫妻が行ってから知ったが、いつの間にかシューレ食堂にも日のいずる国の料理に達を数人弟子入りさせていた。

フィジニの兄弟弟子になるわけだ。

さすが抜け目ないのう、、

人狼兵達も来ているし、、、(学校裏の3つ目の建物がそう)


ガクはもふ、、ではなくトリミングに勤しむ毎日。

泉さんはひとをみっけては稽古を付けてやってる毎日。

若手魔法使いいずれ帰国しますよチーム(CDE)は、強引に誰彼無く魔法を仕込むことを、美味しい食い物を食う合間に行う毎日。


若手魔法使いおだてに移住します(しました)Bは、家を建てて貰っている最中だ。

農国王様に許可は貰い、武国将軍様にも許可を貰っている。「国(籍)を変えます!」と、実家の権力争いから離脱しますから!、と農国王にしっかり言い切った!!

もう実家の泥沼を公言してしまった!www大笑いである!ww


それから後々、なんか実家、貴族の格下げされ、領地も半分にされちゃったとか、、、風のうわさを聞くことになる。

アホウの力を削ぐのは支配者としての責任だよね!!


B,わかっててやったのだろうか?。真相は誰も知らない。   ぷw



そんなこんな、、なんか、、どんどん「かなり変わった者達」が増えてくる小館村だ。

たまに博子みたいにでていく者もいるが、、あたらしく入ってくる方が圧倒的に多い。


変態の楽園、とまでは言わないが、、一風変わった人たちのみの村とかになるのもそう先ではないんじゃないかなぁ、とか少しはまじm、まとm,・・・一般的思考に沿うような者達は思っている。


太狼やカタリーナが外に居るのは「赴任」しているので、住処は村だ。でていってるわけではない。

いずみ村もあるんだが、、なぜそっちに行かないんだろうか?そっちでも似たようなもんだろう?とガクは思う。


が、

自分じゃ気づかないんだよなぁ、あーゆーのは。

と、皆ガクを見て思っている。


おかしなものを呼び集めている中心はガクなのに。

うんこがなければハエは寄ってこないよな、と酷い言い方をするのはシューレ。


自分達がハエ呼ばわり、、、と、、、周囲にいた者達。でも大聖霊様に言い返すものなど、、、、、、この村には結構多いけどね!!


(お主もな?)と思ったのは泉のみ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る