第260話 後後135 ゴッドハンドトリマー♪
ガクのプチ屋敷は午前中は小さい子達の勉強に使われている。
ぷち屋敷なので部屋は多くなく、でっかい広間一つと厨房とトイレ兼水浴び場所だけだ。
あと庭があり門がある。門があるので一応屋敷。名目でも王宮付き学者なので。
で、先日はじめて始めたもふ、、んじゃないトリミングが、なんか好評なようで、多く来るようになった。
でも夜にさばける人数なんか5人がいいとこ。夕方早めに夕食行き、日の沈む前から始めても、夜半までで5人。
なので、午後からやってほしいという声も上がっている。
ガク自体は午後からやったって嬉しいだけだ。疲れはしない。大田さん相手にしている方が万バイ疲れるわ、と。
そんちょに言って、トリミング小屋を作ってもらうことになった。とリ小屋ではない。
熊がはりきってくれたので、熊が踏んでも潰れないくらいに頑丈な広く、しかし暖房完備なものを作ってくれた。
で、小屋完成後からガクは、昼飯後から夕方まで。夕方に風呂に行き夕食を食べた後にまた再開。夜半まで。となった。
一日10人くらい。
ガクにトリミングやってもらい、その後自分で手入れしてれば半月は保つ。
おっさんたちは遠慮してるんでまーいーとして、
女はビを追い
男は武を追う
が助かっているガク。
子供優先、その後大人。
こどもちっちゃいから割と早く済む。毛並みも最初からすごくいいしね!!
日頃あまり手入れしていないおっさんが時間かかる。つーか、手入れしてないんだから来るんだよな?というか、嫁にイケイケ言われて来る様子だけど。
半月もしたら村民(モフ獣人)はほぼぴかぴかになった。
その後、居候な獣人達。
兵なんで大柄。なので日に7−8人が限度。
そんでも10日もかからずに終わった。
ガクのトリミングが終われば、あとは普通にトリミングしていればかなり保つ。小館のトリミングできる者達は上手いので、半月以上保つ様だ。上手いものは一月もたせる。
なので、ガクの負担がヘリ、助かっている。
更に、今まで普通だと思っていたのが、かなり「違う」とわかり、トリミングできる者達のちからの入れようが変わり、上達する者はみるみるそれなりになっていった。
もちろん気の入れようがガクまでに行くような変態はいないんで、ガクまでには至らないが、2ヶ月くらい保たせられる者もで始めた。
モフ神の村、は名実ともに復活したのだった。
で、
「おめーら何しに来たんだよ?」ガク
「えっとー、、、トリミングのついでに強くなりに」北、農国、の人狼兵ら。
うん、向こうに居たときからこんな感じってわかってたから!!
離宮に来た将軍様や領主様もびっくりしてた。勿論モフ美にw
あらためてみてみると、やっぱりすごいもんだな、、と。
「才能ではありません。愛と努力です!!」
言い切るガク。
まぁ、そーかもしれん、、と思う、将軍たち含めて皆。
ガクのモフに対する昔を知っていたのだ。あの熱意、在りえないほどのなにかを!
ーー
いずみ村。
モフ神さまが現れたって?
うそ!神様だろ?
うん、最初現れたからモフ神さまって知れ渡ったんだろ?
ああ、まぁそうだよな、それしかないよな、、
で、効果は?
ぴっかぴっかだと!!
もっふもっふだと!!
ふっわふわだと!!
・・・・・
どうしよう?
で、一気に行くのも村が混乱し、お仕事の役目(領都警備、村の警備)が果たせないので、それに支障ないように行く順番を決めようとなった。
一回に5名。帰ってきたら次の5名が出る。となった。
でも熊とか、普通の大きさの狼2人分以上あるよな?
鳥とか爬虫類はダメなんじゃね?と。行かない。やっぱ”毛皮”だろ?って。
ちなみに、ガクはモフる暇なんぞ無い。
以前子供隊のみ(+大人数人のみ)だけで済んでいた時は、終わった時に感触を楽しんで少しモフってたが、今はもう量をこなすのが精一杯。
全部一通り終われば落ち着く!と自分に言い聞かせて。
で、終わったー!と思ってたらいずみ村から来るし、、最初の子達もそろそろ毛並みが落ちてまたトリミングする時期だし、、
エンドレス、、、
「もっと、トリマーを!!」ガク
いや、いるんだけど、ガクほどのが居ないツーだけで、、
そんでも、今現在の上手さだと、それ以上いないんじゃない?くらいのが数名でてきたんだけどね?
その数名に言わせりゃ「ガクさん、ゴッドハンドだよ」と。
ま、自分の好きなことで忙しのはいいことだ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます