第249話 後後124 帰還!!


・・・・

「「て!てめぇ!!」」泉、ガク

「何怒こっている?」シューレ

、、、え?何言ってるのこのひと?ひとじゃないけど、、、


「いや、置き去りにしやがって?」ガク

「いや、言ったろ?帰りたくなったら呼べって、、」シューレ

・・・・・

「誰に?」ガク

泉さんを見るとブンブン首を振る、すげー速さ、、、

若手を見ると、、やっぱぶんぶんに。

おおたぁ、、、

「あ、そーいえば、、」大田

「ああ、Aと大田が居た時に言ったんだったな」シューレ

「Aは農国に行ってんだよな?」泉

「ああ、もう帰ってる。こっちはもういい、だと。」


「あのさ、シューレ、重要なことを知らせる場合、言う相手を選んで欲しい。ボケ老人に重要事項を伝えるとかと全く同じようなことしないで欲しい。」ガク

「そうなのか?大田の仲間の福田なぞ優秀だと言うではないか?」


「福田さんは例外中の例外。しかも決まったこと、知っていることをやるときのみだけなの!。あれが自分から問題に飛び込んで解決しようとしないでしょ?無理だからしないの!そーいう事できないからしないの!」ガク

「そうなのか?」


「そうなの!そ~ゆー世代なの!!だから経験値が上がらないでしょ!!教わったこと以外できないでしょっつ!!」

「そうなのか?知らんがな、、やつと接触は殆ど無い」シューレ

「よかったね!羨ましいよっ!!」ガク


「あの世代は”落ちこぼれを生産する世代”なんです!これから気をつけてくださいねっ!!!」

「・・・・恐ろしいな?世代で?世代マルまんま??、、お前の世界?」

「そーですよっ!だから量産され、感染蔓延し、今社会がそーなっちゃってますよ」


「滅亡させるのがベストなんじゃないか?というか、それ以外無いだろ?」

「もう知りませんよそんなの。今更どーでもいいし。」

まぁそうか、、触れたくはないよな、、とつぶやくシューレ。


そういうことを目の前で言ってても、自分じゃないという顔をして鼻歌歌っているおーた。

さすがあの世代であるっつ!!


「んじゃ、オータは残しておくか?」

というシューレの言葉は聞こえたようで、

泣いてシューレにすがっていた。

(心を鬼にして!!)と俺は念を送ったが、シューレは仕方がないな、と連れて帰ることにした。

まぁ、領主様が飼い主だから俺もシューレもそう被害うけないから、、いっかw


ーー


武国、東部領領都、領主邸

「只今戻りました、、えらいはめになってました、、領主様がオータさんを押し付けたから!」

「そうだな、あれが居なけりゃ他の者に言っていたので問題は無かったはずだ。」シューレ

申し訳無さそうにし、何も言えない領主様


で、報告するほどの内容でもないけど、報告して、小館村に戻った。いいお酒何種類かを樽でくれた領主様。罪悪感ばりばりだったようですw

シューレは俺達を一緒に村に連れて行ってくれた。転移、楽ちん!

シューレが忙しければ高速馬車で帰ると言ったんだが、俺らはそれでもよかったし、、でもなんか罪悪感あったようで、送ってくれた。


農国の若手魔法使い達も一緒に来ていた。

”噂に聞く”小館村を見てみたいだと。どんな噂かは聞かなかった。

「ついでに、村の皆に魔法を手ほどきしてやれ、使えるものが見つかればラッキー程度でいいから」とシューレ

特にBが張り切っていたのは、まぁ、実家に帰りたくなく、どっか落ち着き先を見つけたいというのが強いのかも。



小館村、シューレの食堂

ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ

4人の農国若手魔法使いの食欲はすごかった。


ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ

ガクと泉の食欲もなかなかだった。


「はむはむ、ほれ、ひゃっはうまいっふ!」(これやっぱうまいっす!)

「ほう!ひゅーれのへひはへはうは!」(おう!シューレのメシだけあるな!)


やっぱ向こうのメシとの差がかなりあったのだろう。向こうに居た時はあっちのに慣れたので、さほど「酷い」とは思わなかったのだ。


その後、弟子たちが作り始めていた習作のケーキも貰い、それなりに満足した一同。

「うん、ここまでできてりゃ、ブートッチ以外ならかなり売れるんじゃないかなぁ」と若手たちは、そのケーキを評価した。

農国の若者にそこまで言われるのを練習で作れるとは、さすが師匠がシューレだけあるなぁ、と改めて感心したガクと泉。

だって、シューレが来る前はすごく、シュールなケーキだったんだもん、、ケーキというよりゲーギというかケー苦というか、、。武国人にはそのセンスが無いと思うほどだったのだ。


「このままいけば、そのうちウチの国にもうまいケーキが定着するかも、ですねぇ」ガク

「ああ、だといんだが、、」

泉さん、なんか不安要因あるみたいだが、聞きたくないかな、、


「なんか不安要因あるなら、シューレに相談して先に解消できるならするのがいんじゃないすか?俺は聞きたくないけど、、」ガク

「あー、そうするわ、、」


あ、もしかしたら、、カレーとケーキを合体させちゃう奴がいそうだとか、そーゆーやつかな?で、それがウケちゃう風土だからなぁ、、



数日後、

「「そろそろ落ち着いた頃だと思って、きちゃった!」」日のいずる国王夫妻

忘れてた。新婚さんいらっしゃい、、、(ガク)


で、すぐに、いってらっしゃい、って言いたかったガク

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