苦悩に終わりはあるのか?

ウヒロイド

自己紹介

世界は常に変化している。変わらないものはない。場所もまたそうだ。昨日までいた場所が、次の日にはなんらかの理由で使えなくなる。災害によって場所を破壊されたという理由もあれば、管理者が不誠実で安全を見込めないという理由もある。今回は後者だった。


これまでnote.comでほそぼそとエッセイを書いていたが、それをやめることにした。先日、IPアドレスがソースコードから誰でも見られる不具合が発覚したことをきっかけに、note運営の不誠実さが明らかになったからだ。なぜあの対応がまずいのかは、すでに多くの人が述べているので割愛する。気になる人はTwitterで、特にセキュリティ界隈の反応を調べてみてほしい。ともかく、noteの運営が信用できず、加えて記事のエクスポート機能もないとすれば、これ以上、あのサービスを使い続けるのはリスクが高いと判断した。


noteをやめたが、エッセイは続けたい。とはいえ、手持ちのブログは記事が散在していて、エッセイのみを投稿する場所としてはふさわしくない。かといって、新たに別のブログを立ち上げるのも面倒だ。


そこで、ふと、カクヨムのことを思い出した。そうだ、カクヨムならブログと異なり、「作品」というかたちでエッセイのみをパッケージングできるではないか。また、書いたものをバックアップする機能もあるので、万が一にも備えられる。これはいい──。


このエッセイがはじまったのは、そんな理由からだった。


まずは、軽く自己紹介をしよう。


ペンネームは宇佐美 姫呂うさみ ひろ。1986年生まれで、特徴をひとつ挙げるとすれば、精神障害者である。カテゴリーは不安障害と鬱病。国から障害者手帳も受け取っている。仕事は事務で、やはり障害者枠の雇用だ。


「つらい」ということを毎日感じている。たとえば、呼吸に目を向けてみると、息をするたびに、軽い痛みが胸に発生していることに気づく。少し運動をすれば、すぐに息切れする。ゆっくり散歩をしてみても、自律神経の異常のせいで腹痛が起こったりする。仕事では、出勤時に苦しいほどの緊張に襲われることがある。業務が大変だと体調を崩す。日常的に睡眠障害があり、薬がなければ充分な睡眠がとれない……等々。


特徴と言えるほどの特徴は、それくらいしかない。明らかに、マイナス面に偏っている。生きていることは苦しい、ただそれだけの人間だ。


そんな人間だから、自分が他人になにを提供できるのか、まったくわからない。


とはいえ、生きている。死にたくなるような気分になることはしょっちゅうだが、本当に死にたいわけではない。だから、これからも生きていく。


生きていくかぎりは、なにか書けることがあるだろう……そんな気持ちで、このエッセイを続けていく。


※追記


ペンネームは変更しました。詳しくは下記のURLをクリックしてください。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054919205529/episodes/16816452219632743868

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