2.
受験シーズンを控えた緊張感より、寒がりなわたしは地元に吹き渡り始めた冷たい風の方が気がかりで、教室の窓から身ぐるみ剥がされた校庭の木々をぼんやり眺めては鬱々としていた。
さくらのクラスは次が体育だから、廊下で話す時間はない。さっきの10分休憩でも話していたし、どうせこの次の昼休憩でも会うのだけれど、ひとり教室で過ごすこの手持無沙汰な感じが落ち着かない。
小学生の時一緒にさくらに声をかけた沙織も入れて、大抵の休憩時間は3人で廊下に集まってだらだらと時間を共有している。3年になり、わたしだけクラスが離れてしまったのは少し残念だけれど、おかげでそこまで寂しくはなかった。
くすくす…
ふたつ隣の席に集まって話すクラスの女子達の密やかな笑い声。これを聞くたびに、教室は嫌いだ、と思う。悪気のある話ばかりしているわけでもないのだろうけど、決して純粋に楽しそうだとは感じられない。クラスメイトの内にもそれなりに会話をする仲の子はいる。でも率先して親交を深めようと思う程の魅力を彼女たちには見い出せず、さくら達と時間が合わない時はひとり静かにやり過ごしていることが多かった。
「柏木さん、今回は廊下出ないんだねぇ」
唐突に呼ばれて驚いた。机の列の向こうで、額を突き合わせて笑っていた女の子達がこちらを向いている。
「能登さんのクラス、体育だもんね」
「う、うーん…?」
その意図を汲み取り切れず言葉を濁す。ここで、そうと断言しても彼女達の心象は悪いのだろうし。はっきりしないわたしの返事など話の進行になんの影響もなく、ひとりがいたずらっ子の笑みで続ける。
「着替え、見に行かなくていいの?」
(……は?)
着替え。
着替えって、着替え?
きゃー、それは言っちゃダメでしょう、やだぁ。途端に沸き上がるかしましい声と、急激に冷え込むわたしの指先。
「……えぇ? なんでだろう…」
何を言われたのか、理解できなくはない。でも、分かりたくなんてない。うまい躱しも受け答えもできず、不自然に目を逸らして時計を見た。次の授業開始まであと1分。チャイム鳴れ。はやく鳴れ。
「だって沙織から聞いたから……あ、先生来た。柏木さん、わたしら応援してるからねぇ」
へらへら笑って、ひらひら手を振って、彼女達は散っていった。それとほぼ同時に、待ち望んだチャイムが校舎に響く。
ㅤㅤキーンコーン……
ㅤこのチャイムを、校内の誰もが聞いている。
ㅤさっきの話は、教室の中の誰かも聞いていただろうか。
ㅤㅤカーンコーン……
この音を以って学校中で授業が始まるように、今しがたの言葉で一斉に好奇の目が向けられたような気がした。
ㅤㅤ柏木さん、着替え見に行かないの?……
「どういうこと? わたしそんな話したことないよね」
放課後、部室棟へ向かう沙織を引き止めた。わたしと同じ美術部のさくらには、先生に用があるからと誤魔化して先に部室へ行ってもらった。
「えー、だって見てて分かるじゃん。葉子、さくらにべったりだもん。だから、応援してあげようと思って」
にっこりと笑う沙織はそれが作り笑いであることを隠そうともしない様子で、なにかの芝居みたいに演技がかった声音で続けた。
「燃える恋心を抑えられない葉子、そんな想いに微塵も気づかないさくら。あぁ一体どちらが本当に哀れなのでしょう。叶わぬ恋に打ちひしがれる少女か、慕っていた友人に裏切られる少女か……」
「何の話よ、やめてよ」
わざとらしく天を仰ぎ空に掲げた沙織の手を、払って下ろさせる。
「図星でしょ、無理しなくていいよ。あまりに必死でさくらにかまってちゃんアピールしてるのがかわいそう過ぎるから、みんなにも見守ってあげてって言っちゃった」
沙織は交友関係が広い。その沙織がみんな、と言えば概ねその意味で間違いないくらいの影響力は持っていた。彼女は快活で自己肯定感が強くて、それが羨ましくも、疎ましくもあった。だから軋轢が生じたのだろうか。でもわたし達3人で、ずいぶん仲良くやっていると思っていたのに。
ㅤ距離が縮まりつつあったわたしとさくらの様子に妬いたの? それともただ寂しかったの? 問いただして話が出来れば、もしかしたら和解してすぐに片付けられる問題だったのかもしれない。でも、とてもすぐには飲み込めない事態に絶句するばかりで、沙織の動機に頭を回せるようになったのは数日経ってからだった。
ㅤそんなわたしの動揺を置き去りに、柏木葉子はレズで能登さくらが好きであるという噂は広まり始めていた。
沙織に比べてわたしは大して目立つ部類の生徒ではないから、そのネタに興味を持って食い下がるのは一部の子達にとどまっているけれど、小さな世界の中にいたわたしを吊るし上げるには十分な威力だ。
レズというマイノリティにもまだまだ受容的ではない。好奇の目が集まり、思春期の残忍さも手伝ってわたしはすぐ爪弾きにあった。仲違いによる虚偽の噂だと味方してくれる子も僅かながらいたけれど、そんなことで収まるはずもない。
当のわたしはというと、否定することも、否定しないとさくらと元の関係に戻れないということも、悲しいくらいに嫌だった。
ㅤだって本当に、さくらのことが好きだから。
不幸中の幸いか、さくらにまで余計なことを言うような生徒はまだいなかった。けれど時間の問題なのだろう。しばらくは誰のことも、さくらのことも避けて過ごした。居心地の悪い視線を除けば特に危害はないので学校へは行くものの、部活はサボって時間を潰して帰る、というのを何日か続けている。
「葉子」
移動教室の途中、声をかけられて心臓が跳ねた。毎日のように聞いていたはずの声が、たった数日でこんなに懐かしくなるなんて。振り返ると、不安そうに歪んださくらの顔。彼女からすれば突然の周囲の変化で、戸惑うのも無理はない。
「最近どうしたの……沙織と喧嘩でもした? 沙織にも仲直りしようって言ってるけど不機嫌なの。そんなにひどい喧嘩したの?」
「違う……ごめん、行かなきゃ」
クラスメイト達がこちらの様子をちらちらと気にしながら通り過ぎていく。もしも今、冷やかされてさくらに気持ちを知られたらと思うと、早く彼女を引き離して立ち去りたかった。
「待ってよ。葉子…」
この時、心許無げに左袖を引いたさくらを見るべきではなかった。でもどうしても、どんな目をしてくれているのか知りたくて、わたしは意識するより前に視線を向けてしまっていた。
これは友情だ。好意ではない。
さくらの一挙一動に一喜一憂しては、自分にそう言い聞かせていた。
しかし自分の気持ちには、疑問を持ったことはない。
これは恋だ。間違いなく、友愛とは別の次元にある気持ち。
さくらの一番傍にいたい。誰より理解したい。
ㅤずっと声を聴かせてほしい
手を繋ぎたい
キスをしたい
抱きたい
ㅤそんな事を本気で願っていたから、あの時何も言えなかったんだ。
ㅤ着替えを覗くなんてそんな瞬間的な下心より、もっと変態的なこと考えてた。
あの白い肌を撫でて
あのなだらかな胸を包んで
腰を抱いて
頬を染めて
でもそれは、現実では起こり得ない事だとちゃんとわきまえてる。
だから、そんな目でわたしを見ないで。
わたしを求めないで。
その手を離さないで。
ㅤ期待と、興奮と、自制が外れそうになる恐怖。
それからはいよいよ、さくらに近づけなくなった。
しかし受験対策真っただ中のこの時期、同じ塾に通っていたわたし達はどうしたって顔を合わす。冬休みに入ってすぐ、結局は冬期講習で毎日のように鉢合わせた。
この頃にはきっと、さくらも例の噂を耳にしてしまっていたのだろう。他の同級生達も多い塾の中で声をかけてこようとはしなかった。さくらがあの話をどういう解釈で受け止めたのかは分からないけれど、これ以上ヘマをしてしまうくらいならこのままの距離感でいた方がいい。
卒業すれば互いの意思がないと会えなくなる事は、今は考えたくない。いずれ後悔することは目に見えていたけれど、現状、どうしたらいいのかわたしにはもう分からなくなっていた。
当然のように受験生にクリスマスなどなく、浮かれた街並みから隔離するように参考書と共に塾舎に収容される。
「あーあ、せっかくのホワイトクリスマスなのに」
窓辺でちらつき始めた粉雪を眺めながら嘆くのは、発端となった冷やかしグループのひとり。彼氏はバイトで迎えに来てもくれない、とうっとりため息をついているのを遠くに聞きながら、わたしも灰色の空を見上げる。
去年までは、さくらと沙織と3人でクリスマスを祝って遊びに出ていた。みんなでプレゼントを買って交換した。どうせ今年はそんな事できないと思っていたけれど、本来なら冬期講習とはいえクリスマスにさくらと会えるだけできっとわたしは馬鹿みたいに喜んだんだろう。こんな状況でなければ。
(お前らのせいだ、ばーかばーか。彼氏と別れてしまえ)
どれだけ虚しくとも、幼稚に罵倒する心を止められない。こんな幼いわたしだから、なにひとつ解決できないでいるのかな。
手元にはまったく頭に入らない文字の羅列たち。グラフの中に無理やり図形を作って、その面積を求めて、だからなんだ。段々怒りと焦りで神経がすり減っていくのがわかる。
次のコマまであと数分、自動販売機でジュースでも買って息抜きしよう。そう思って席を立つと、さくらがその後を追ってくるのが分かった。気まずい、けれど振り返ったって対面してしまうのだから戻るわけにもいかない。どうしよう……。
背後のさくらの気配に気を取られ、自動販売機のあるエントランスを通り抜けてしまった(どうせ話をするならエントランスはまずいだろうが)。この先は普段は使われていない非常口に突き当たるだけ。完全に人気のなくなった通路で途方に暮れて立ち止まったわたしの姿に観念したと察したのだろうか、さくらがようやく口を開いた。
「なんでなのか、まだよく分かんない」
何が、と聞き返したつもりだったけれど、唇が震えてわずかに息が漏れただけだった。わたしは弱虫だ。
「葉子がわたし達を避け始めて……あんな噂が流れてて、でも沙織は葉子なんかほっとけって。やっぱり沙織と喧嘩したんでしょ。それともわたしが何かしたの? それなら謝るから……」
「……沙織とはいつも通りなの?」
妙にそこが引っ掛かる。前に学校で話した時も、さくらは同じことを言っていた。沙織に仲直りするよう交渉していると。
(どうしてさくらはそこに立っているの? わたし達をめちゃくちゃにした元凶は沙織なのに)
沙織があんな噂流さなければ、わたし達は昨日も今日もこれまで通り一緒に笑って、じゃれ合っていられたはず。わたしの想いも、汚されることなく昇華できたはずなのに。沙織が、わたし達の間にいなければ。なのに今、どうしてさくらは沙織の傍に立っているの? そんなことを考えながら、どこか頭の隅の方では、さくらの落ち込む表情は初めて見るな、などと考えている。
(駄目だ、わたし、なんかおかしい)
心配かけてごめん。さくらが望むなら、沙織と仲直りでもなんでもするよ。でも後少し時間がほしい。そう言わなきゃと思うのに、うまく声にならない。
さくらがこうして誰かのために、自分の時間や気力を浪費して動いてくれるなんて、たぶん稀有なことだ。転校先で友達なんてできなければそれでも良いと考えるくらい人間関係への思い入れを持っていなかった彼女が、わたしの変化にこんなに揺さぶられていることも。
だけど。この期に及んでまだ沙織から離れるつもりのないさくらの姿勢を目の当たりにして、わたしは意地になったんだと思う。
どうしても、沙織という木に掴まって崖の上からわたしに手を差し伸べるさくらが憎らしい。
「変なのはさくらだよ。わたし、沙織は前から性格悪いと思ってた。どうして、さくらは何も思わないの?」
その手を離して、迷わず飛び込んで来てくれればいいのに。
「何をしたかも分からないのに、さくらに謝ってほしくもない。ねぇ、分からない? わたし達が傍にいるために、どうしたらいいか」
「どうしたら……?」
わたしの言葉の意図を汲み切れないで揺れるさくらの瞳。
教室ではとっくに講習が始まっているだろう。非常口に向かうだけの通路は当然ながら暖房もなく、年の瀬近いこの頃は陽の当たる時間でも足先から冷えてくる。さくら、こんな困惑した顔で、狼狽したままこの後教室に戻るのかな。かわいそうだな。
でも、ここまでしないと分かってくれないさくらも悪いよ。
「自分だけ可哀想みたいな顔やめて。ねぇさくら。どうしてあんな噂流れたんだと思う? あの噂、聞いてどう思った? わたしは、」
いつだって隣でその笑顔を作っているのはわたしだと
あなたのいる場所にわたしはもう根を下ろし息づいて
ㅤいるはずだと思っていたのに。
「わたしは、逆の立場の噂ならどんなに嬉しかったかと、思った……」
ぽた、ぽた。
このまま、この惨めな涙で自分を流してしまいたい。さくらの唇が、現実を突きつけてくる前に、遠くへ、遠くへと……
「……こ。よーーこ!」
「へっ?」
目の前でひらめく誰かの手。
その隙間から見えたのは、愛しい人の顔。
「葉子、いつまでぼーっとしてんの?」
怪訝そうに、さくらがこちらを覗き込む。
わたし達は今日も(と言っても連日なのはわたしだけだが)凝りもせず昼間から、飽きもせず昨日と同じ店で飲んでいた。違うことと言えば今日は女子会であること、そしてさくらの好物のナスの漬物をおかわりしていることくらいだ。
「ごめん、さくらが可愛いなぁって」
そう褒めると、大抵彼女は満更でもないような、しかし素直に受け取りにくそうな複雑な表情で唇を尖らせる。嫌いじゃないその反応を引き出すために、わざと言っている節もあることは内緒だ。きっと2度とやってくれなくなる。
「で、畠山さんの話は思い出せた?」
「あぁ、そうそう。それでね、なんか結婚の話になって」
——昨日。散々嫁との不仲話を披露した畠山さんは、結婚とは、夫婦間の力関係とは、などと議題をあげ替えすげ替え管を巻いた後、
「わぎちゃんはさ、どうなの? そろそろ結婚の話とかないの?」と、すっかりただの面倒臭い酔い絡み親父に成り下がって訊いてきた。
「あー、まぁ、どうなんですかね…」
こういう時、言葉に困る。さくらのことを、未だ職場の人に話す気にはなれない。
「付き合ってる人はいますけど、でも今のままでも別にいいかなって思ってます。現状に不満はないし、形式にこだわる必要も感じないし」
さくらとは結婚、できないし。
最近では同性パートナーシップ証明制度を導入する自治体も出てきてはいるけれど、それに便乗したとしてわたしたちが区役所の窓口前で笑顔で広げるのは婚姻届ではなく順婚姻契約書だ。じゃあいっそ海外に行ってまで籍を入れようなんて気にもなれない。いや、さくらと海外生活も楽しそうだけど、わたしは英語できないし。
「ただ互いに傍にいたい理由がある間は、一緒に生きていられる。そこには書面上の契約の有無以外の差はないように思うんです」
本当は、もっともっとたくさんの格差がある。もしさくらが病気になったら、わたしに何かあったら。共に無事老いたとしても、その先は? 考えるとゾッとする。
ㅤ目前に横たわる、普通の保証もない未来。
だからこそ、形を持たない心や気持ちに寄り縋って、愚直に信じるほかない。
だから、この台詞にはぐらりと来た。
「でもそしたら、子供はできないでしょ」
もちろん事情を知らない畠山さんを責める気など毛頭無いが。
「誰かと結婚して、子供産んで、それが女としての幸せじゃんって……じゃあおまえの奥さんは最上の幸せ味わった顔してんのかよって!」
ばんばんっ。思わずテーブルに八つ当たりして、ひりつく指先の痛みで我に返る。
いけない、取り乱した。
「なかなか言うねぇ」 さくらは頬杖をついて、面白いものでも見るような顔をしている。
「だってそうじゃない? その『女の幸せ』ってやつを掴んだ人が今まさに、旦那に暴言浴びせられた挙句に子供ふたり任せきりで家出された話を聞いたところなのに、よくもまぁそんな事言えるわよね」
同い年のさくらにもある意味該当する話なのだが、彼女は我関せずといった具合で、妙に熱くなったわたしの様子にニヤニヤするだけ。それがちょっと悔しくて、さっきまでの勢いが音を立てるように萎んでいった。
「さくらは子供欲しいとか……ないの」
「んん~、どうかな。いたら可愛いだろうとは思うけど、実際わたしが育てたらどんな子になる事やら」
めちゃくちゃ愛くるしい子になると思いますけど。わたしの逞しい妄想力は、すでに腕の中に幻の天使を抱いていた。
「あ、でも将来の理想、いっこあるよ」
「へぇ、何?」
「海の近くで、シルバニアみたいな赤い屋根の家に住むこと」
そう言うさくらは、珍しく照れた顔をしている。
「海、好きなんだっけ」
「夏の海水浴場とかは嫌いだけど、なんかこう広くて、青くて、うまく歩けなくて……惹かれるものがあるよね。暇さえあればずっと眺めていたい」
そういえば彼女は小学校の卒業文集にも、海の近くに住みたいと書いていた気がする。
海の見える場所に、赤い屋根の家を建てて、大切な人と穏やかに暮らすこと——他の子達が壮大な物語を描き上げている中で、その慎ましやかな夢は堅実で、けれど誰より切望的だと思った。
——その夢を、わたしでは叶えてあげられない。
「今から行く? 海」
別に海が近い訳じゃない。寧ろちょっと遠い。だけどおとぎ話を語る少女みたいなさくらの表情を見ていたら、その瞳に海を映してみたくなる。
「えー、住みたいって話だよ」
「じゃあ行かないの?」
少し挑発的に出てみると、さくらは不服そうに口を尖らせ少し黙った後、「行く」と小さく答えた。
「よし、行こう!」
もしかしたらわたし、もう酔ってるのかもしれないな。海へ連れて行きたい、なんて建前で、ただわたしがさくらとの海の思い出を欲しがっただけ。
だってほら、わたし、さくらより嬉しそうな顔してるもの。絶対そう。
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