偏食でも今まで大病を患ってないのは、最早奇跡としか言いようがないな。

　私は人に自慢できるものでもないが、かなりの偏食である。

　なお、この話は私個人の見解による偏見もかなりあり、少しは面白で書いているところもありますが、内容によっては人生観が合わない可能性があります。その場合は読まずに今すぐ閉じることを推奨いたします。ってか、終始嫌いな食べ物の話しをしているだけなので、ためになる情報は何もありません。

　偏食家だが、アレルギーで食べられないとかは全くない。

　ハウスダストと寒暖差のアレルギーは割と酷く、身体が痒くなったり、一番酷い時は唇が腫れたりするが、食べ物でそう言った反応はいまだない。ちなみに花粉症はアレルギー性鼻炎の症状が期間限らずに繰り返し同じような重症度で起きているのを考えると、まだ発症していないと思われる。

　さて、アレルギーがないのに、嫌いな食べ物は山ほどある。

　まずは食べるのが面倒な食べ物は基本的に嫌いだ。

　葡萄は許せるけど、グレープフルーツやスイカは嫌いである。キウイも皮が剥いてなければ食べない。

　これについてはその食べ物を食べるに当たっての労力が、割に合ってないから嫌いなのだ。葡萄については恐らくだけど、幼少期マジで美味い葡萄を食べたから嫌いじゃないだけなのかも知れない。まあ、最近は皮ごと行ける葡萄もあるので、それを食べます。あれは美味いね。あれば、絶対バクバク食べるよ。

　次は好きな人が多いのに嫌いな食べ物。

　すき焼き、卵かけご飯、蕎麦、焼きそば、冷やし中華、醤油ラーメン、白米も嫌いだ。

　これに至っては人生損しているって言う人もいるかも知れないが、まず言っときます。『貴方に私の人生の何が分かるのですか？　勝手に決めつけないで下さい』と。

　まずは前半のすき焼きと卵かけご飯だが、生卵が嫌いです。

　じゃあ、すき焼きは生卵抜けばいいじゃんって話だが、多分、家で作ったすき焼きが私の口に合わなかったのが原因だと考えられます。甘いのか辛いのかはっきりしない割に、ダラダラ食べさせられた覚えがあります。労力が割にあっていない。しゃぶしゃぶとかは一人で食べる気にはなれませんが、嫌いではなく、あくまでもすき焼きだけになるのだから、すき焼きと言う食べ物が合わないのだと思う。すき焼きは今更仲良くなるつもりもなく、ここ15年は食べていないと思う。

　卵かけご飯については、白米も嫌いなので、『嫌いな食べ物×嫌いな食べ物＝大嫌い』って式が成り立ちます。『マイナス×マイナス＝プラス』になる計算式が成り立つ実生活ってなかなか思い浮かばないと感じた瞬間でもあります。なんか、見ていて気持ち悪くもなるのだ。

　さて、後半の麺シリーズと白米は蕎麦以外は幼少期の嫌な食生活による物で、母親に子供には多い量の麺類を無理矢理食べさせられたところから嫌いになった。だったら残せばいいと思われるが、今にしてみれば、虐待に当たるのだが、残せば2～3日、下手したら1週間は食事を与えて貰えない恐れがあったからだ。そんな母親の元で育ったので、白米も嫌いになった。弁当に白米だけでふりかけや梅干しすらない弁当だったからだ。残せば次の日の弁当がなくなるので、正直毎日地獄であった。

　ちなみに蕎麦については、これだけは数多ある主食類嫌いの中でも、自業自得の部類になる。小学生の時に鬼程、椀子蕎麦を食べたせいだ。あくまでもこれは私のせいであって椀子蕎麦自体はとても美味しいかったのは覚えている。つまり嫌いになったと言うよりかは一生分食べて飽きてしまったのだ。ただ、昔から掛け蕎麦は好きではなかったので、そもそも、味の単調な食べ物は好きではないのが分かる。

　醤油ラーメンも単調だったから嫌いになったように思う。今はもっと美味しくなっているだろうが、子供の頃によく食べさせられた高速道路のSAやPA、後はスキー場で食べる醤油ラーメンは特に嫌いだった。相当不味い物に当たった可能性も否定はできないが、今も進んで食べないので、醤油ラーメンが嫌いなのが分かるし、また、中のメンマも大嫌いなので、醤油ラーメンは誘われても食べようとはしない。

　最後に白米については先ほども述べたが、白米として食べるのが嫌いなだけで、カレーや牛丼、炒飯は好きである。味がしないのが嫌いなので、牛丼のつゆは多めにするしスーパーやコンビニの弁当はご飯が多いので買わない。おにぎりや寿司は具があり一緒に食べるのが醍醐味だと思っているので好きである。

　さて、次は好き嫌いが別れる食べ物になりますが、山葵、辛子、マスタード、キムチやガリ、紅ショウガ等の漬物全般は食べません。ランチ定食や丼についてあっても大体は抜くか残します。寿司はさび抜きにしています。ツーンとするのはもう、痛みでしかなく、ただでさえ鼻炎で鼻水と涙が年中出ているのに、山葵で出すとか無理です。辛子入りのパンは気付かないで買う事も多いので我慢して食べてます。

　飲み物も好き嫌いがある。コーラ含む炭酸飲料全般と大半の酒類、紅茶にトマトが含む野菜ジュースは嫌いだ。

　基本的には烏龍茶と定番のカルピスくらいしか飲まず、お酒は年に片指で足りる位の数しか飲まない。スーパーにある安いお酒は大体炭酸が入っているので飲めないし、焼酎系や日本酒は鼻が悪いのに匂いで拒絶した。ワインは二十歳になって1番試したお酒だが、あまり好きな味ではなかった。ただ、炭酸のないカクテル系なら、ジュース感覚で飲めるので、カシスオレンジ等は飲めます。

　紅茶は美味しさが分からないので嫌いだ。あれば無理して飲むけど発酵に差があるだけの烏龍茶となにが決定的に違うのか謎である。ちなみにコーヒーは砂糖とミルクを一杯入れてアイスコーヒーしか飲まないと言う変な飲み方の癖が強いが苦手ではない。

　トマトジュースについては『何度か試飲・試食で頑張ってみたけど、ダメだった嫌いな物1位』の物になる。

　トマトについては、炭水化物系とは違い、生やスープは大好きだ。ただジュースにすると飲めない。トマト嫌いあるあるの上位に入る話しだと思っているが、なんで、ジュースにすると味が変わるのかいまだ謎である。なので野菜ジュースはトマトが入っている可能性が高いので、話しが詰んでしまい飲めなくなった。

　最後は甘い物だが、苺のお菓子と杏仁豆腐、スアマ等の一部和菓子、モンブラン、焼き芋等の甘い芋類は嫌いだ。

　なんで嫌いかだが、苺のお菓子も母親の影響で与えすぎで飽きた。

　和菓子類はと杏仁豆腐は味が好みでなかったのだと思う。杏仁豆腐については『何度か試飲・試食で頑張ってみたけど、ダメだった嫌いな物2位』になるだろう。どんなに評判がいい杏仁豆腐でもダメだった覚えがあります。

　甘い芋類については、杏仁豆腐とは違い美味しいとは思うけど、わざわざ他に選択肢があるのに、それを選ぶ程、に美味しいと思ったことがないのが原因だと思われる。焼き芋に至っては皮を剥くので労力にあっていない。

　ちなみにしょっぱい芋類は好きである。偏食は好みの食べ物に偏るので、ポテトチップスとか結構な確率で食べて健康がヤバイです。

　なので、秋から冬にかけては栗や芋、苺のお菓子が増えるので、お菓子は好きだが、期間限定に惹かれるってことがあまりない。逆に通り過ぎる。試食しても買いたいとは思わなかったので、多分、本当に嫌いなんだと思った。

　さて、ダラダラと嫌いな食べ物を書いてみたが、克服、と言うか和解したものもある。

　まずはツナマヨおにぎりだ。

　恐らく子供の頃に無茶くそ不味いおにぎりを食べたせいだと考えられ、ご飯にマヨネーズとかご法度だと思ったが、今のコンビニのおにぎりが美味いので、今ではよく食べています。流石にマヨネーズに直接ご飯は太るとかそう言った話しとは別に抵抗があるのでやりませんが……。

　次は唐辛子系の辛い食べ物だ。

　キムチは漬物の部類なので、いまだ好きではない物の、唐辛子系の辛い物は好きで食べます。きっと、舌が鈍感になり、加えて鼻も悪いので刺激が欲しいだけなのかも知れない。よくよく考えてみたら、そんな理由から好きになったのなら危ないことなので、度を超すような食べ方は控えておこうと思う。

　総括として、大体の炭水化物があまり好きではないので、一時期流行っていた炭水化物抜きダイエットって言うのは、やらずに出来てしまっているのが現状です。あまり、食事にお金を掛けたくない性分も相まって、危険なので振りでもなんでもなくおススメはしませんがどんどん痩せます。元々、身長に対して言う程太ってなかったが、10代と今とで20年で10キロは痩せたかな。

　健康診断の結果で痩せすぎです。食べて下さい。太りすぎで怒られるとは逆の意味で怒られてしまいました。メンタル不調と思われたのか病院に相談して下さいと書かれのも記憶してます（まあ、メンタルはずっと不調で、今は幸せだから安定しているが、働いていた頃は低空飛行を続けているので、病院相談についてはなんとも答えられる状況ではなかったが……）。

　勿論、これはあくまでも私の備忘録と反面教師で書いていますので、皆様はちゃんと、美味しく食べて下さい。

終わり。