想像=現実

スターサンドウィッチ

第1話a

僕は気が狂った。


気がつくと八方に向けて土下座をするような素振りを

していた。

土下座のスピードはだんだん早くなるように思えて

くるくるくるくる回りながら土下座したように思えた

(気の使いすぎ)がMAXを超えたようだと今は思う。


僕は気が狂った。どこか冷静だ。


母親と父親が精神病院の入退院を繰り返す日々を

20年近く付き添ってきた。15〜35歳くらい


だからなんかなれていた

(今入院させてくれ)母親につげた

頭にどんどんいかれていく空気が風船のようにふくらみ

どんどんどんどん入っていくのがわかった。


なぜだろう見えないようにしたのは

たしかに僕は微笑んだ(今入院させてくれ)


20年の経験を僕が僕に使ってることへの満足感か

それともこれからはじまる体験になにかが反応したのだろうか?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る