第5話e
あらわれた。
血をとる青白い男と売店にいく。
爽やかな初恋は徐々に消化されたようだ
僕のいる病棟は男女共同の場所だ
売店にいく途中男性の病棟が隣にあると聞き窓から中が見えた
なんか大勢いた大勢
女性の病棟はこれから先も謎のままだ
青白い男は若い笑顔がさわやかだがなんかとてつもなく
冷たく感じた(ちょっと怖い)
売店ですれ違う男性病棟の男顔は白くクマがものすごい
なんだこの動きはネジ回しの歩くおもちゃが高温でチャカチャカチャカと音はたてども全然すすまない
ともかくこっちをみるなり顔が強張り凄い勢いでその場から消えようとしている
この男は寝てないのかすごいクマだ
青白い男は本当はどんな顔をしていたのだろう?
(実験)隔離(実験)隔離
色々と記憶を消されているのではないか?
とても大切な記憶誰かにとって不都合な記憶
(実験)隔離(
(何を買いましょうか?)
青白い男がたわいもない会話をする
どうでも良い会話を返す
ここはどういう施設なんだ?
敵なのか味方なのか?
それすらもない存在に僕はなってしまったのか?
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