第2話

私は今薄汚い小屋の中にいた

淡い光はここについた瞬間消えてしまった

この光は小さい時から私が困った時に現れ助けてくれるのだ

私は小さい頃この淡い光について親に話したことがある

その時母は子供の戯れだと思ったらしいあまり真剣に受け取らなかった

だが父は違った父は仕事で大きなミスをしてしまったらしい

そのため父はたとえ冗談であったとしても私に頼らずにはいられなかった

小さかった私は父を助けたくて淡い光に頼んだのだ

それが間違えだったのか今でも分からない

だけどこの瞬間が私の人生に歯車が狂い出したのだ

父はその後本来ならありえない功績を出しクビにならず逆に出世したのだ

そのことに味をしめた父はことある事に私を頼ってきた

だが淡い光も万能ではない徐々に綻びが出始めた

そしてしまいに淡い光は弱っていた

その事実に気づいた時は私は罪悪感でいっぱいになった

今まで無理させてごめんなさいと一日中泣きながら謝った

私はそのことを父に伝えた

もう私の友達は傷つけられないと

だがもう遅かったんだその時の父は私の知っている父ではなかった

父はその事を知ると私に関心なくし教会に売った

教会は私のことを知っていたらしい

だから私の友の力を使おうと頼み込んできた

だが私がそれはできないと説明すると怒り狂い無理やりでも使わせようと痛みつけてきた

それを見て友は哀れみ奇跡を起こした

それを見た教会は私を聖女だと称えはじめた

だが奇跡の代償に多くの友が死んでゆくのを感じ取った

私はその為逃げ出した

その時でも淡い光は私のために動いてくれた

なんでなんだろう

私のせいで死んでしまったのに

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