第8話 神々の世界へようこそ
高位なる神々が招く「神々の遊び」。
その全容は、はるか古代の魔法文明より次のように定められている。
神々の遊び七
ルール1――神々から
ルール2――
神々との
ルール3――神々の遊びは、すべて霊的上位世界『
ルール4――
ルール5――ただし神々の遊びで勝利したご褒美に、
で使えるようになる。
勝利すればするほど、現実世界で開放できる力も増大していく。
ルール6――合計3回の敗北で挑戦権を失う。
ルール7――神に10回勝利することで
神さまは気まぐれだ。
どんな
たとえ同じ
「レーシェ? おいレーシェってば!」
光の
わずか数メートルしかない光り輝くトンネルの中で、フェイは小さく嘆息した。
レーシェがいない。
はしゃぎすぎて、もう光の
……実はまだ引き返せるんだよな。
……この
そんな選択肢は、どうやら最初から与えられてないらしい。
レーシェが先で待っている。
「……楽しそうだったもんな。ほんと、スキップしながら走ってたし」
苦笑を隠すように息を吐く。
とどのつまり――
似たもの同士なのだ、自分たちは。
神さまとの
「上等だ」
拳を握りしめる。
とくん、とくんと胸の鼓動が高まっていくのを感じながら。
「俺だって、このために戻ってきたんだから!」
フェイは神々の待つ世界に飛びこんだ。
――
VS『大地の賢神』タイタン
ゲーム、開始。
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