ギャルはマジメ君に恋してる@答え『無意識の言葉』

「だから言ってやったんよ、おめえに喰わせるパフェはねえって」


「きゃははは、ヤバくねそれ」


「ほんと、店員としてどーなんそれ」


 クラス内カースト最上位の『イケイケギャル三人組』の話題は今日も尽きない。

 今回の話題は『バイト先に来たイヤな客』らしい。


「でもさー、前回一人でデカ盛りパフェ四も頼んで殆ど残して帰ったんよ?フツーにあり得んくない?せっかく頑張って作ったのにさー。アーシも他の皆もほんとマジムカついたんよ?…ねー、アンタはどー思う?」


「えっ!?また僕ですか!?」


 彼女はいつも僕を会話に

 理由は『席が近い』のと『マジメ君の意見が聞きたいから』らしい。


「そ。アンタ頭いーしょ?喰いもん粗末にする客を追い返すのってやっぱダメなん?」


「んー…経営という観点から考えるとそうかもですね。でも、僕は貴女あなたのそういうところ好きですよ」


「えっ!?」


 その瞬間、空気が変わった。

 僕は何か変なこと言っただろうか?

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