ドラマチックブレイク~リベンジ~@偶然は二度、私の邪魔をする
約2ヶ月前…
人生最大の勇気を振り絞って行った私の告白はとある偶然と隣にいるこいつの鈍感さに
それから私が再び告白する勇気を結集するのに65日掛かった。
しかし!
今日は失敗しない!
夕方の公園はいい感じに人がいないし、夕焼けが中々の
私は今日、5年7ヶ月の想いを伝える為にこいつを公園に誘ったのだ!
「あ、あの…私さ…」
「どした?」
どした?、じゃねーし!
男なら悟れよ!ここ有名な告白スポットだぞ!?
…っと、心の中で文句を言っても意味がない。
私は深呼吸をしてから口を開いた。
「………私、アンタが好き…」
顔を見られなかった。下を向いて小声になってしまった。
それでもちゃんと言えた。
その結末は…
「こっち来いよ!超カワイイぞ!」
は?
すぐそこで仔猫を愛でるそいつの姿があった。
どうやら聞こえていなかったらしい…
猫ーーーーーっ!!!
心の中で私は叫んだ。
二度目の告白は仔猫の魅力に負けた。
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